広島ニュースTSS
「フューチャースマイルプロジェクト」SDGsの取り組みをご紹介します。「地球にも子どもにも優しい」そんなランドセルが広島でもじわじわと人気を集めています。 幼稚園年長の大和君。来年の小学校入学を前にランドセルを購入しました。 【南大和くん(5)】 「軽い。全部気にいっている」 選んだのはこの春発売された新しい発想のランドセルです。特徴は、その軽さ。「896グラム」。通常のランドセルが1200グラム程度重いものは2キロ近くある中、かなり軽量です。 【お母さん・南静さん】 「お母さんぼくこれじゃないと嫌だって言ったことはまず第一のポイントで。リュックサックぐらいの軽さでちゃんとランドセルの見た目をしてくれていて、お値段もふつうのランドセルの半分ぐらいだったのですぐ買おうとなりましたね」 このランドセル、SDGsランドセルとして今、注目されているんです。 【石井記者】 「デパートのランドセル売り場です。様々な皮のランドセルが色とりどりに並んでいますが、その一角にありました。環境を考えたランドセルです」 ランドセル売り場のひときわ目立つ場所にあのランドセルが並んでいました。 【そごう広島店販売部こども部百貨店ランドセルアドバイザー・源直己さん】 「特別にリサイクルをした素材から出来ているランドセルになっているので、環境にもやさしくてお子さんにもやさしいという所を制作された方が本当に考えて心を込めて作ったランドセルになっている」 使われる素材は「ポリエステル繊維」原料は洋服を作る時に工場から出る残反や古着を活用しています。こうした生地を回収し粉砕。分解したものを再び結合し、チップに。それを糸や生地にして新たな製品に。製品は使われた後、捨てるのではなくまた、回収し活用する「サーキュラーエコノミー」=循環型経済を目指す、環境に優しい商品です。 一方、子どもに優しい工夫も。 【そごう広島店販売部こども部百貨店ランドセルアドバイザー・源直己さん】 「このようにリュック型なんですけれど背中の部分がメッシュで通気もよくなっています。お子さんが荷物を取り出しやすいようにですね。パッと全開できるようになっています。大きく開くことによって、荷物の出し入れもしやすくなっています中で教科書・ノートがぐらつかないようにベルトも付いているのでピタッと閉めることができてブレも防げます。横にさらに大きくするファスナーが付いていますので拡張して利用することもできますし、体操着とか給食袋もしっかり入る形になっています」 身長140センチ以上向けのLサイズは、お弁当が入れられるスペースも。さらにペットボトルまで。かぶせの部分がファスナーで取り外せるようになっていて、小学校卒業後もリュックとして利用できます。 【そごう広島店販売部こども部百貨店ランドセルアドバイザー・源直己さん】 「今のランドセルが重いとかセカンドランドセルとして買い替える方も多いぐらい」 細かな心遣いが行き届いたこのランドセル。作ったのはお母さんです。製作した岡本さん、きっかけは、去年長女が小学生になったことでした。 【NuLAND・岡本直子代表】 「とても自分としては高いバッグを買ったんですけれども暑そうだし重いので、子供の荷物を軽くしてあげたいと思って」 ランドセルだけで1.2~1.5キロ。そこに、月曜と金曜は、体操袋に給食袋、上履きと荷物がかさみます。時には、絵の具や鍵盤ハーモニカも。SNSメディアにつとめていた岡本さんはおよそ8000人のママにアンケート調査をしました。すると、8割以上のママがランドセルは重いと思っていることが分かりました。さらに、子どもたちの登下校中の荷物は3キロから4キロ台の重さがもっとも多く週のはじめと終わりは荷物がさらに増え、5キロ台やそれ以上という子が多いことが分かったのです。 教育評論家の尾木さんも。 【教育評論家・尾木直樹さん】 「お父さんやお母さんのときもランドセルを背負っていた。はっきりいって(教科書の)重さが全く変わっている。今の方が遥かに重い。身体的に子供の体重の10%~20%以内とアメリカの小児学会がガイドラインを決めている教育虐待に近い」 こうした中、ママたちから意見を集め誕生させたのがこのランドセルでした。 【NuLAND・岡本直子代表】 「ランドセルはすごくデザイン性も素晴らしいし強度もあったりとか日本ならではの文化なので素晴らしい歴史があったと思うが、やっぱり今気候が変わったり、それから昔はなかった機能的素材が生まれたりしていますので、進化するところはしてもいいんじゃないかなというのが私たちからのご提案ということになります」 更に、ママたちはランドセルを軽くしようという「ラン軽」プロジェクトと題した取り組みをスタート。学校に用具を置いて帰る「置き勉」やデジタル教材の推進などを求めて署名を集め文部科学省へ届けたいと考えています。 【NuLAND・岡本直子代表】 「伝えたいのは新しい価値観とか社会のデザインを否定しない小学生の一番敏感な年、アイデンティティーを作るところだからこそそういう社会にふれさせれていきたいなと思っています」 環境にも子どもにもやさしいランドセル。そこには、様々なSDGsを考えるきっかけが詰まっています。
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