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Wednesday, December 23, 2020

「おばあちゃんの原宿」人出は半分…とげぬき地蔵尊に「コロナぬき」願う - 読売新聞

 「おばあちゃんの原宿」と呼ばれ、多くのお年寄りに親しまれている東京都豊島区の「巣鴨地蔵通り商店街」。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、高齢者の多くが外出を自粛し、商店街は厳しい状況となった。24日は年内最後の縁日。街を訪れた人や商店主らは近くの「とげぬき地蔵尊」に手を合わせ、コロナ禍の終息を願った。

 「大阪で離れて暮らす一人息子の無事を祈りに来ました」。24日午前、とげぬき地蔵尊に参拝するため、商店街を訪れた豊島区の無職女性(81)はそう話した。今年は新型コロナの影響で近所づきあいがしにくかったといい、「来年はお友達と自由におしゃべりできるいい年になってほしい」と語った。

 北区の無職の男性(83)も妻(79)と商店街を訪れ、「今年は毎年楽しみにしている家族旅行が初めて取りやめになった。来年こそは感染が終息してほしい」と話した。

 JR巣鴨駅に近い旧中山道沿いに200店舗以上が軒を連ねる巣鴨地蔵通り商店街。毎月4、14、24日の「4の日」が縁日で、近くの「とげぬき地蔵尊 高岩寺」には大勢の参拝客が訪れる。毎年12月24日は年内最後の縁日で、参拝がてら年越しの準備をする買い物客らでごった返す。

 「今日の人出は例年の半分くらいかなあ……」。高岩寺の向かいにある創業49年の靴店「アルプスシューズ」社長の小林徹司さん(57)が、道行く人を見つめながらぼやいた。

 「商店街は縁日を中心に動いている」といい、毎月、縁日が近づくたびに、家族で天気予報を見ながら「晴れるといいなあ」と語り合うのが常だった。だが、今年は新型コロナの影響で客足はがた落ち。小林さんは「外出機会があってこそ靴に需要があると痛感した。早くお年寄りが気軽に出歩けるようになってほしい」と願った。

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