
初代登場以来、トヨタが誇る先進技術をふんだんに採用したスーパーGTとして知られるソアラ。90年代に登場した3代目は、高度に熟成された多彩なシャシーコントロールシステムが魅力だった。
週刊モーターファン・アーカイブでは、これまでのモーターファンの懐かしい秘蔵データから毎週1台ずつ紹介していく。
解説●渡辺陽一郎(90年代スポーツカーのすべて より 2016年刊)
初代ソアラは先進的メカニズムや上質な内外装で多くのファンを生み出した。このソアラの評価を海外でも高めたのが、1991年に発売された3代目。トヨタは89年に北米で上級車ブランドのレクサスを立ち上げ、3代目ソアラはレクサスSCとしても設定された。従って開発はレクサスで扱うことを想定して進められた。
一方、日本では89年に自動車税制が改訂され、3ナンバー車の割高感が解消された。そこで3代目ソアラは海外の販売で有利な3ナンバー車になり、5ナンバ—ボディは用意していない。外観も北米指向を強めて曲面を強調した。全長が4860mm、全幅は1790mmだから、2代目に比べるとかなり大柄だ。
エンジンは直列6気筒2.5ℓのツインターボ(280ps)と、国産のクーぺでは初搭載となるV型8気筒の40(260ps)を設定、静粛で滑らかな加速が魅力だった。
サスペンションも新設計され、高級車として海外でも通用する性能と快適性をめざした。V8エンジン搭載車には、コイルバネを使わない油圧式アクティブコントロールサスペンション、ヨーレートセンサーを世界で初採用した4WS(後輪操舵)を用意するなど、メカニズムも先進的だ。

ただし国内市場ではデザインとサイズが敬遠されて売れ行きは伸び悩み、日本のメ—力—が海外指向を強めていく初期のモデルに位置付けられている。逆に海外では大いに注目され、2代目ソアラの頃から、日本車の商品力が高く認知されるようになった。
トヨタ・ソアラ 4.0GT リミテッド(4AT)
【寸法】
全長×全幅×全高(mm):4860×1790×1340
ホイールベース(mm):2690
トレッド前/後(mm) :1520/1525
最低地上蕎(mm):140
車両重量(kg):1630
【エンジン】
エンジン型式:1 UZ-FE(水冷V型8気筒DOHC)
総排気量(cc):3968
圧縮比:10.0
最高出力(ps/rpm):260/5400
最大トルク(kgm/rpm):36.0/4600
燃料供給装置:EFI(電子制御燃料噴射)
燃料タンク容量(ℓ):78・無鉛プレミアム
10モード燃費(km/ℓ):7.1
【足まわり】
駆動レイアウト:FR
サスペンション 前:ダブルウイッシュボーン式
サスペンション 後:ダブルウイッシュボーン式
ブレー キ 前/後:ペンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:215/60R15
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