杉浦奈実
コロナ禍で見ることができなくなっていた熊本県山鹿市の山鹿灯籠(とうろう)まつりの「千人灯籠踊り」と藤崎八旛宮(熊本市)例大祭の神幸行列が3年ぶりに開催される。ともに半分以下の規模ながら祭りのクライマックスが復活する。
夏の風物詩・灯籠まつりは毎年8月15、16日にあるが、2020年、21年は奉納灯籠などの神事だけだった。今年はフィナーレの「千人灯籠踊り」を、踊り手約400人で行う。例年は仮設スタンドの観客席を有料販売していたが、今年は無料の既設スタンドのみで、事前申し込みにする。
藤崎八旛宮の例大祭は9月13~19日にあり、勇壮な馬追いで知られる神幸行列は18日。飾り馬とともに、法被姿の勢子(せこ)らが街中を練り歩く。例年70団体ほどが飾り馬を奉納するが、今年は半分以下になる見込み。20年は神事のみ、21年は神事に加え、新町獅子舞などの境内行事があった。
例大祭は1千年以上の歴史があると伝わる。岩下信史禰宜(ねぎ)は「伝統・文化を途切れさせないためにも実施を決めた」と話した。
いずれも今後のコロナ流行状況によって変わる可能性があるという。(杉浦奈実)
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