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Friday, January 1, 2021

ジョージ・クルーニー「半分以上を音楽で構成した」『ミッドナイト・スカイ』は音楽にも注目 - cinemacafe.net

名優ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を担ったNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』が現在配信中。この度、本作では音楽にもジョージのこだわりが詰まっていることが明らかになった。

>>『ミッドナイト・スカイ』あらすじ&キャストはこちらから

“滅亡の危機に瀕した地球”と“広大な宇宙”を舞台に描く本作は、北極に残り続ける孤独な科学者オーガスティンが、地球に残された謎の少女と出会い、不思議な共同生活を始める。そんな中、長い探査任務を終えて地球へ戻ろうとする宇宙船の乗組員らの存在を知り、交信を通じて地球の惨状を伝えるべく奔走するというストーリー。

本作では、科学者オーガスティンを演じているジョージは、本作の映画音楽の制作に「彼は世界一お気に入りの作曲家なんだ。僕の知るどんな作曲家よりも、映画の雰囲気を的確に捉えて音楽で表現できる人なんだよ」と絶大な信頼を寄せるアレクサンドル・デスプラを起用。

アレクサンドルは、「ハリー・ポッター」シリーズなど大人気作の作曲を手掛け、『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』で2度のアカデミー賞作曲賞を受賞し、同賞に10度ノミネートされるなどの経歴を持つ作曲家だ。

また彼は、ジョージが製作総指揮も務めた『シリアナ』で重厚感のある音楽を作曲し、ゴールデン・グローブ賞作曲賞にノミネート。ジョージがプロデューサーを務め、アカデミー賞作品賞を受賞した『アルゴ』では、サスペンスを引き立たせるべく、緊迫感溢れる音楽を作曲した。

そんな最強タッグが再び本作で実現。ジョージは「壮大な物語を演出するために、“静寂さ”を大切にしたかったから、台詞をあえて大幅に減らしたんだ。その代わり、シーンの状況を観客に伝えるために、映画の半分以上を音楽で構成したんだ」と強いこだわりを明かしている。

Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』
さらに、「今まで以上に音楽の重要性が増したから、アレクサンドルにしか頼めないと思ったよ」と言い、「映画の始めから終わりまで、全てのシーンで素晴らしい音楽を作曲してくれたんだ」と理想の音楽に仕上がったと自信を見せている。

Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』は独占配信中。

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