仕事は序盤に「方向性」だけ決め、あとは脳の無意識に任せる
人の2倍のスピードで仕事をする秘訣は、必要な情報を脳に「事前インプット」しておくこと。 たとえば仕事の場において、「納期は1カ月後だが、作業としては1週間ほどで終わる案件」を受注したとしたら、どのタイミングでその案件に取り組むでしょうか? (1)ギリギリまで完全に放置して、直前の1週間で一気に仕上げる (2)すぐに着手して、最初の1週間で終わらせる 著者によれば、脳を活用する観点からすると「どちらも不正解」。 まず、(1)が論外であることは言わずもがな。しっかりした人ほど(2)を選びがちですが、こちらも100点満点とはいえないというのです。 実質1週間の仕事を律儀に1週間かけてやるのは、「普通」以外のなにものでもないということ。 私なら、打ち合わせをした直後のホットなタイミングで「おおまかな方向性」だけ決めて、あとは脳の無意識にまかせて放置しておきます。 すると脳の無意識が勝手に考えて肉付けをしてくれるので、締め切り直前に本腰を入れて着手したとき、あっという間にクオリティの高いものができあがります。 正攻法でやったら1週間かかる仕事でも、この方法なら実質2~3日で終わります。(51ページより) 「早めに着手して早めに終わらせたい」と考えることも理解はできるものの、それがクリエイティブ要素の強い仕事であるなら、なおさらオススメできないと著者は断言しています。 何かを作ったり、考えたりする仕事ほど、あとから「こうすればもっとよくなるな」「こちらの提案の方がターゲットに刺さりそうだ」というアイディアが浮かんでくるものです。 だから思いつきをすぐ形にするのではなく、しばらく脳内で寝かせておいた方が、時短になるだけではなく最終的なクオリティも高まるのです。(52~53ページより) ちなみに本書も、編集者との打ち合わせが終わった直後に全体の方向性(章立て)を決め、そのあと3週間ほど寝かせてから実際の執筆作業を進めたのだといいます。 その結果、最初の章立てにはなかった要素もたくさん思いつき、より充実した内容に仕上がりそうだと手ごたえを感じながら執筆に臨むことができたのだとか。(50ページより)
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