最低賃金引き上げ調査 鹿児島県内の企業の半分以上「影響あり」と回答[10/28 16:06]
今月から821円に引き上げられた最低賃金について、鹿児島県内の企業およそ300社への調査で半分以上が業績に影響があると考えていることが分かりました。
これは、鹿児島銀行と調査会社の九州経済研究所が県内企業にアンケート調査を行い、明らかになったものです。アンケートに回答した319社のうち、最低賃金引き上げは業績に「大いに影響がある」、「影響がある」と回答した企業は52パーセントで、半数を超える企業が経営の負担が増えたと考えていることが分かりました。業種別では、小売業が64パーセントと最も高くなっています。
また企業が、引き上げ後に取った対応は、「残業時間の削減・抑制」が47パーセントで最も多かったほか、国などに求める支援策としては「税金や社会保険料などの負担軽減」が最も多く45パーセントでした。
(鹿児島銀行 松山澄寛頭取)「分配ということを考えれば、まだ(最低賃金は)低い。これを一気に(引き上げる)のは難しいから、少しペースを上げていけばいいと思う」
なお、県内では最低賃金引き上げの影響で、事業規模の縮小や廃業を決めた企業も3社あったということです。
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