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Sunday, November 28, 2021

日産「日本では5年で半分を電動車に」 未来感たっぷりコンセプトモデルも発表 - 乗りものニュース

電動ピックアップトラックも!

EV比率を一気に高める日産

 日産は2021年11月29日(月)、長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表会をオンラインで行いました。

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コンセプトモデルの「Chill-Out」を前にアシュワニ・グプタ代表執行役最高執行責任者と内田 誠社長(画像:日産)。

 日産は今後5年間で約2兆円を投資し、電動化を加速。その具体的なスケジュール感が示された形です。2030年度までに15車種のEVを含む23車種の電動車を導入し、日産とインフィニティの両ブランドをあわせてグローバルで電動車比率を50%以上にするとのこと。

 その目標達成に向け、2026年度までにEVとe-POWER搭載車を合わせて20車種導入し、欧州は75%以上、日本は55%以上、中国は40%以上、米国においては2030年度までにEVのみで40%以上に、電動車比率を高めていくといいます。

 並行して電池開発も進めます。リチウムイオン電池の技術を進化させ、コバルトフリー技術を採用することで、2028年度までに1kWhあたりのコストを現在と比べ65%削減するといいます。

 2028年度までに自社開発の全固体電池(ASSB)を搭載したEVを市場投入することを目指し、2024年度までに横浜の工場内へパイロット生産ラインを導入します。ASSBの採用により、様々なセグメントにEVを投入することが可能となり、動力性能や走行性能も向上するということです。

 今回は、この全固体電池技術の採用を前提としたコンセプトモデルも発表されました。

・NISSAN Chill-Out:クロスオーバーSUV
・NISSAN Max-Out:オープンカー
・NISSAN Hang-Out:MPV
・NISSAN Surf-Out:ピックアップトラック

 いずれもシャシーに板状の全固体電池を採用し、そのうえにボディを構築するコンセプトです。

 また日産の内田 誠社長は発表会で、これら目標を達成すべくエンジニア3000人以上を新規採用することを明らかにしました。

【了】

【フロントぜんぶネオン】日産のEVコンセプトモデルを画像でチェック

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