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Tuesday, November 30, 2021

「学生が半分で寂しい」日本語学校も戸惑い オミクロン株で外国人入国禁止 静岡・沼津市 - www.fnn.jp

テレビ静岡

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海外で新たな変異株「オミクロン株」の感染が広がっていることを受け、30日から外国人の入国を禁止しました。静岡県沼津市の日本語学校からは戸惑いの声も聞かれています。

30日静岡県内で確認された新型コロナの新規感染者は、富士市と富士宮市でそれぞれ1人であわせて2人でした。

また入院患者は去年2月に最初の患者が確認されて以来、初めてゼロになりました。

全国的に感染状況は落ち着いていますが、懸念されているのがオミクロン株です。国内でも、ナミビアに滞在歴があり29日に成田空港に到着した30代の男性が感染していたことが30日発表されています。

日本は30日から全世界を対象に、外国人の新規入国を原則禁止しています。

沼津市の日本語学校「グランジャー グローバル アカデミー(Grandeur Global Academy)」。

現在ベトナムや中国、フィリピンなどからの留学生が日本の大学や専門学校への進学を目指して日本語を学んでいます。

定員は100人ですが現在の留学生は23人。70人以上が日本に入国できず、母国で待機していて、中には2年間入国を待っている生徒もいます。

日本語学校グランジャー グローバル アカデミー・芦沢雅洋部長 「本来あるクラスの数の半分以下になってしまっているので学校自体も寂しい雰囲気。今いる学生(留学生)も寂しい思いをしている」

11月8日に入国制限が大幅に解除されたばかりでしたが、再び出された入国制限に戸惑いの声も聞かれました。

留学生 「1週間前に先生は『もうすぐ新入生が来るかもしれない』と言った。でも急に『入国できません』と。びっくりしました。残念どうしよう。今は6人だけ。新入生はどうなるかな」

日本語学校・芦沢雅洋部長 「このまま日本を諦めて、例えば別の国に行ってしまう学生が増えるのではと、非常に懸念している」

こうした中でも出来る工夫を。

学校では母国で待機する学生に無料のオンライン授業を行い、接点を持ち続けています。

先生 「日本語で『スタート』は何といいますか?」

留学を母国で待機する学生 「はじめて」

先生 「『始めます』ですね」

感染の収束を願いつつ、留学生も受け入れる側も日本で会えることを待ちわびています。

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からの記事と詳細 ( 「学生が半分で寂しい」日本語学校も戸惑い オミクロン株で外国人入国禁止 静岡・沼津市 - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/278186

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