今やフォルクスワーゲンの大黒柱
2020年1月に国内発売された「Tクロス」と同年7月に上陸したTロックは、2021年上半期、および2021年の通年の国内登録台数において、輸入SUV販売のワンツーを決めた。新型コロナ禍の影響で、各社とも商品供給がなかなか思うようにいかないなか、VWは需要と供給を比較的うまくバランスさせているということだろう。
というわけで、今回の主役は“現在、日本で2番目に売れている輸入SUV”のTロック。発売後初のマイナーチェンジを受けたのだ。
日本ではほぼ同時期に発売されたTクロスが日本でも最小クラス(4115mmという全長は「スズキ・クロスビー」や「ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ」に次いで短い)なのに対して、Tロックはそれより全長が130~135mm、全幅が65mm大きいが、それでも全長は日本でいうと「トヨタ・ヤリス クロス」と「日産キックス」の中間という短さだ。しかし、全幅はじつに1825mmもあり、全高は昨今のクロスオーバーではさほど低くもないものの、全体には“ショート&ワイド&ロー”なスポーツハッチバックともいえる都会的なたたずまいとなっているのが、Tクロスに対する大きな特徴である。
今回のマイナーチェンジは、日本の感覚だとちょっと早い気もするだろう。しかし、Tロックの本国発売は2017年。おそらく8年くらいを想定しているであろうモデルライフ全体の折り返し点が今ということだ。
もっとも、Tロックの世界販売は4年で100万台超に達しており、早くも大VWを支える大黒柱のひとつとなっている。基本的に売れている商品なので、今回もがらりと変えるようなイメチェンではないが、これまでのTロックで指摘されていた課題を明確に補正する内容になっている。
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からの記事と詳細 ( 「フォルクスワーゲンTロック」のマイナーチェンジモデルが上陸。進化のポイントをチェックした。 - webCG )
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