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Wednesday, March 29, 2023

Z650RSが18インチ化でエモい雰囲気! アクティブの「153ガレージ」がカフェ仕様を公開【モーターサイクルショー2023】 - Webike Plus

アクティブが東京モーターサイクルショーで「153 GARAGE(ガレージ)」カスタムを展示した。従来のアクティブとは異なるクラッシック路線のカスタムは、攻めすぎないちょうどいい塩梅が絶妙。ここでは、新作のZ650RSカスタムをご紹介。

新作のセパレートハンドルキットも魅力

2022年に発売されたZ650RSをアクティブの「153ガレージ」が早くもフルカスタムした。ガレージ153は”イチゴーサン”と発音するのが正式で、アクティブ社屋の前を走っている国道ナンバーだ。地元ではイチゴーサンと呼ばれて親しまれている。

153ガレージは、ネオクラシック路線のカスタムブランドとして立ち上げられており、第1弾は2022年に東京MCショーに展示されたGB350。そして、今回のZ650RSはテーマを現代版カフェレーサー仕様とし、新作パーツを多数投入して独自の世界観を表現している。

見所はノーマルの前後17インチからゲイルスピードの18インチホイールに換装してノスタルジックな雰囲気を演出しているところ。装着タイヤはフロントが120→110、リアが160→140と250ccクラス並みの細さになり、空冷ザッパーのサイズに近づけている。

これにセパレートハンドルを装着してカフェレーサースタイルにしているが、153ガレージではトップブリッジとのセットで開発している。153のコンセプトに則り、きつすぎず最適なライポジになるように設計されており、デザインもレトロ風にしているのがポイントだ。

Z650RS改 [153GARAGE] 50周年記念の火の玉カラーのZ650RSをベースにセパハンセットを装着してカフェレーサースタイルにカスタム。前後18インチホイールがスタイリッシュだ。

ゲイルスピードのアルミ鍛造タイプ-N(夏発売)を装着。ノーマルの350-17から275-18にサイズを変更している。切り返しが軽くなりワイドな弧を描くオンザレールのコーナリングに。

リアはノーマルの450-17から400-18にサイズ変更している。減速比がロングになり2気筒らしい鼓動感が強調されるフィーリングになる。前0.7kg、後1.76kg、計2.46kg軽量化される。

153ガレージのトップブリッジ&セパレートハンドルキット(開発中、7万7000円)はプレーンな外観で旧車テイストに。ブレーキホースやワイヤー類もセットなのでお手軽だ。黒も用意。

ゲイルスピードのアルミ鍛造マスターシリンダーVRD”Dark Edition”(開発中、5万2800円)を装着。切削を最小限にして鍛造の質感を強調し、ブラックハードアルマイトで仕上げている。

ゲイルスピードのワイヤークラッチホルダーキット”Dark Edition”(夏発売、4万9500円)を装着。ワイヤーの遊びやレバー位置などの調整機能を搭載したキットにダークエディションを用意。

バックステップキットはセパハンとのマッチングを追求

Z650RSには153ガレージのバックステップも装着されていた。これは先述のトップブリッジ&セパレートハンドルキットとのベストマッチを追求したもので、ネイキッドレーサーをイメージしたライディングポジションを実現する。ネオクラシックモデルに合うシンプルな形状が美しい。

バックステップキット(開発中、7万1500円)は純正ブレーキホースやスイッチが使用可能でフルードを抜かずに気軽に交換できるようにした。グリップが高い切削ステップバーを採用する。

調整できないこだわりの1ポジション式でデザイン性を追求。38mmバック、53mmアップでセパハンと同時装着で一体感が高まるようように設定している。

アキシャルキャリパーに削り出し! しかもコストもお安く

156ガレージのZ650RSには、ゲイルスピードのミドルレンジモデルとしてリリース予定のビレットアキシャルキャリパーが装着されていた。削り出しで十分な性能を発揮しつつ、徹底的にコストを抑えている。正立フォーク車にベストマッチするだけでなくキャスト製のキャリパーよりもレベルアップするはずだ。

ビレットアキシャルキャリパー・フロントは径34mm×径30mmの異径ピストンを採用した対向4ポット。秋に発売予定で価格は4万4000円だ。キャリパーサポートは1万4080円(開発中)。

ビレットアキシャルキャリパー・リアは径34mmピスト採用した対向2ポット。こちらも秋に発売予定で価格は3万3000円だ。キャリパーサポートは2万2000円(開発中)。

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