コロナ危機を受けて3月末までに年初来で20%を超える暴落となったJ-REIT(不動産投資信託)。急激な景気の落ち込みが不動産市場に与える影響は引き続き注視が必要なものの、割安感から注目する投資家も多いのではないか。
そうした中で、選択肢として浮上してくるのがJ-REITに投資を行う国内REITファンドだが、指数を上回るパフォーマンスを目指すアクティブファンドか、指数への連動を目指す低コストのパッシブファンドにするかは意見が分かれるところだろう。そこで国内公募追加型株式投信のうち国内REIT型のアクティブファンド(通貨選択型除く)を対象として、東証REIT指数(配当込み)に対するパフォーマンスの「勝率」を見た。ここでの勝率とは、対象ファンド数のうち、毎年のリターンが同指数を上回ったファンドの数の比率として計算した。ファンド全体のうちどのくらいが指数に勝っているかを表したものとなる。
15年~20年(20年は3月末までの年初来)の期間に運用実績がある45ファンドについて見たところ、勝率は年によってばらつきがあるものの、7割を上回った年は一度もなく、最も低い年では2割を下回った年もあった。傾向として見られるのが「指数の上昇する局面で勝率は低くなり、逆に下落局面で勝率は上昇する」ということだ。20年は3月末までの3カ月のパフォーマンスだが、指数が▲24.87%と大幅なマイナスとなる中で、意外にも勝率は69%と測定期間の中で最も高くなっている。対照的にコロナ危機前のJ-REITの上昇局面であった18年と19年は30%台の勝率にとどまっていた。
下げ相場に強いというのは、ベンチマークに大きく負けないようにするディフェンシブな運用を意識したファンドが多いことの表れだ。そもそもREITは株式に比べ銘柄数が少ない分、ベンチマークとの差別化はしにくく、ファンドのリスクが相対的に高いといっても株式ほどベンチマークを大きく上回ることは少ない。とはいえ、高いコストを払ってアクティブファンドを保有しているのだから、多くの投資家はやはり相場が良い時に勝って欲しいと考えるはずだ。
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