2020年06月03日14時27分
【カイロ時事】内戦が続くイエメンでの支援策を協議する各国や国際機関によるテレビ会合が２日、サウジアラビアや国連などの主宰で開かれた。「世界最悪の人道危機」とされるイエメンでは今年末までに約２４億ドル（約２６００億円）の援助資金が必要とされるが、会合での拠出表明は１３億５０００万ドルと目標の半分超にとどまった。食料支援や医療援助に当たる国際機関は資金不足が深刻で、活動の休止や縮小が懸念されている。
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国連は追加資金援助がなければ、国連がイエメンで支援する大半の活動が数週間以内に中止を迫られると警告。ロイター通信によると、既に世界保健機関（ＷＨＯ）はイエメンで医療従事者への給与支払いを中断したほか、世界食糧計画（ＷＦＰ）も配給食料を減らした。
グテレス事務総長は会合で「時間との闘いだ」と指摘。ただ、関係国はそれぞれ新型コロナウイルス対策に追われ財政余力に乏しく、新たな資金拠出には後ろ向きとみられる。 
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June 03, 2020 at 12:33PM
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イエメン支援、資金不足 国際拠出、目標の半分止まり - 時事通信ニュース
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