夏の涼味であるラムネ。新型コロナウイルスの感染拡大で、兵庫県高砂市曽根町の老舗「鎌田商店」が苦境に立たされている。例年、7月上旬から製造の最盛期を迎えるが、コロナ禍による相次ぐイベント中止の影響を受け、夏場の出荷量は大幅に減り、例年の半分以下に落ち込みそうという。(千葉翔大)
同社は1897(明治30)年、こんにゃく製造業として創業。夏の閑散期対策として1952年にラムネの製造を始めた。企業とのコラボ商品などで販路を広げ、今では全国の小売店に年間約400万本を出荷する。ブルーハワイやイチゴなど味の多彩さが特徴で、アメリカやイタリアなど計5カ国にも約50万本を輸出している。
新型コロナの影響は海外向けの商品から出始めた。3~5月に輸出がストップ。6月から再開されたが、今年上半期の売り上げは昨年と比べて8割ほどにとどまった。さらに国内の夏祭りや花火大会など、まとまった需要が見込めるイベントは各地で中止になった。
本来なら7月上旬からの1カ月は検品などの作業で最も忙しい時期だが、製造ペースは例年の3割ほどに抑えているという。鎌田茂伸社長(61)は「今年は休日があって残業もない。うれしいのか悲しいのか。ラムネの旬は夏なのに」と声を落とす。今後は海外への輸出量を確保して、損失を最小限にしたいといい、「来年には収束していることを願い、今年は耐える夏にする」と話した。
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July 28, 2020 at 03:30AM
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コロナ禍、ラムネも大打撃 夏場の出荷が例年の半分以下に - 神戸新聞
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