NST新潟総合テレビ
地域
なかなか梅雨明けの便りが届きませんが、この長雨の影響を受けているのが“野菜”です。生育不足から多くの野菜の収穫量が減るなどし、価格が高騰。家計を直撃しています。
３０日朝、新潟市西区のブランド枝豆『くろさき茶豆』の畑を訪れていたのは、スーパーの青果担当のバイヤーです。
【原信ナルス 山口武則 青果チーフバイヤー】
「これだと豆の数は普段と比べてどう？」
【板井茶豆生産グループ 林真智子さん】
「残念なくらい。スカスカでびっくり」
平年と比べ、すでに６日遅れている北陸地方の梅雨明け。新潟市では平年の７月１カ月の日照時間が１６０時間なのに対し、今年は２９日までで６５時間と４割ほどにとどまっています。
収穫期を迎えた林真智子さんの枝豆は…
【杉本一機キャスター】
「身もすごくしっかりしている。甘みもちゃんとあって、おいしい」
【板井茶豆生産グループ 林真智子さん】
「味は問題なく例年通り」
長雨や日照不足による味への影響は出ていませんが、実際に畑に入ると異変も起きていました。
【板井茶豆生産グループ 林真智子さん】
「葉っぱが本当はもっと多い。栄養が行かないので、このまま立ち枯れる」
栄養が不足し、葉が枯れてしまった枝豆。１本になる“さやの数”も少ないといいます。
【板井茶豆生産グループ 林真智子さん】
Q.普段と比べ、収量はどれくらい
「今のところ、２９日から収穫を始めて例年の半分くらい。こんなに長雨の影響がでるのは私が覚えている２０数年の中で初めて。晴れマークが早くほしい」
"半分" - Google ニュース
July 30, 2020 at 05:13PM
https://www.fnn.jp/articles/-/68575
《野菜高騰（１）》 「収量は半分に」ブランド枝豆“くろさき茶豆”にも長雨の影響【新潟】 - FNNプライムオンライン
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