マカフィー株式会社は28日、サイバー攻撃が行われる前に有効な対応策を処方するソリューション「MVISION Insights」の一般提供を開始したと発表した。10億個以上のセンサーから集約される、リアルタイムの脅威テレメトリに適応可能なAIを利用して、未知の脅威に対する先制的な対応を可能としており、同社のセキュリティプラットフォーム「MVISION」の一部として提供される。
MVISION Insightsは、マカフィーが収集している脅威インテリジェンスをAIが分析して脅威を格付けし、既存の対策が有効かを予測した上で、対応策を処方するソリューション。自社を標的とする可能性が最も高い攻撃を特定するために、最も関連性の高いサイバー攻撃を表面化させ、地域および業界ごとにローカルおよびグローバルな脅威インテリジェンスを自動的に関連付けしてくれるという。
具体的には、製品の設定内容の評価・査定、自動ポリシー適応、自動更新などにより、攻撃に対して前倒しで対処できるようにしており、攻撃の未然防止を図ることが可能。振る舞い防御、エクスプロイト防止機能、機械学習、ファイルレス脅威対策によって、ランサムウェアやその他の高度なマルウェアに対する防御を提供するとした。
さらに、継続的なモニタリング、AIによる調査、MITRE ATT&CKマッピング、リアルタイム脅威ハンティングなどの一元化されたEDR機能により、調査を簡素化し、高度な攻撃に対応する。加えて、修復機能も強化され、ファイルの復元やシステムのリイメージの必要性をなくすことで、ランサムウェアによる破壊的な影響をロールバックし、攻撃のインパクトを軽減するとのこと。
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July 28, 2020 at 01:11PM
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マカフィー、脅威に対してプロアクティブに対応するソリューション「MVISION Insights」を一般提供 - クラウド Watch
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