７月28日の降水量、５地点で最多 県内天候まとめ、月間日照は平年の半分以下
山形地方気象台は4日、県内の7月の天候まとめを発表した。梅雨前線や低気圧の影響で雨や曇りの日が続き、26～29日に記録的な大雨となり、月間日照時間は平年の半分以下となった。28日の1日当たりの降水量は西川町大井沢215.0ミリ、長井203.0ミリ、大蔵村肘折183.5ミリ、東根148.0ミリ、村山137.0ミリでいずれも観測史上1位を記録。この大雨で最上川が氾濫し各地で水害が発生した。
1カ月当たりの降水量は大江町左沢564.5ミリ、村山528.5ミリ、東根521.5ミリ、山形483.5ミリ、上山市中山466.5ミリでいずれも観測史上1位を記録。県内全般に平年の2～3倍の降水量だった。
月間日照時間は鶴岡、尾花沢、酒田市飛島、飯豊町高峰の4地点が7月として少ない方から1位を記録。山形、酒田、新庄は少ない方から2位だった。
主要地点の月平均気温は山形、新庄、米沢が平年より低く、酒田は平年並みだった。
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