
一般社団法人神奈川県警親会秦野支部が8月3日、秦野警察署へ「アクティブ交番開設中」と書かれたのぼり旗5枚と竿3本を寄贈した。当日は川畑健治支部長、山崎泰男副支部長、小林重男副支部長の3人が訪れ、竹田茂署長に目録を手渡した。
警親会は警察官OBが所属している団体で、警察活動への支援と協力を行っている。秦野支部には秦野市在住の警察官OBが所属しており、会員数は185人。神奈川県下でも2番目に多いという。
神奈川県警察では、複数勤務体制の確立に向けた配置人員の見直しや老朽化等に伴う交番の建て替えなどの理由から、2020年度から10カ年計画で交番等の整備計画を進めている。秦野警察署管内では南矢名交番(秦野市南矢名947の3)が2022年3月までに東海大学駅前交番に統合されることとなっており、統合後は治安対策として、交番の代わりとなる車両「アクティブ交番」が導入される予定。秦野署では今年度を移行期間と位置づけ、秦野署内で用意したボックスカーを移動型交番として、現在各種イベント等で予行を実施している。
しかし、このボックスカーはペイント等のない車両のため「アクティブ交番」であることが分かりにくく、市民への周知を図る手段を模索していた。そこで、相談を受けた同支部がのぼり旗を作成。同署へ寄贈することになったという。
川畑支部長は「のぼりがあれば見やすい。交番が統廃合される中でも、署長が治安維持に力を入れると表明されているので、そのお手伝いができれば」と話す。竹田署長は「こののぼり旗をいろんな場面で活用し、市民に何をしているか理解してもらえるようにしたい。警察官OBの方に様々なご協力をいただき、これほど安全・安心に対して心強いことはありません」とお礼を述べていた。
駐在所の激励も
同支部の川畑支部長らは、秦野署での寄贈式の後、駐在所の訪問も実施。菖蒲駐在所と戸川駐在所の2カ所をまわり、署員らと会話を交わしながら普段の働きに対して激励を行った。
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