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Friday, June 24, 2022

神戸製鋼、中国で建機生産を半分に 2会社を1つに - 日本経済新聞

神戸製鋼東京本社

神戸製鋼所は24日、完全子会社のコベルコ建機が中国での建機生産量を年1万500台から5500台に半減すると発表した。中国国内向けの油圧ショベルを生産する生産子会社の杭州神鋼建設機械(浙江省杭州市)を神鋼建機(四川省成都市)に統合する。

統合は2023年1月に完了する予定。中国国内のメーカーが台頭し、競争激化で販売価格が下落したため。

油圧ショベルの「製缶品」と呼ばれる部材の生産はインドの子会社工場に移し、インドでの生産能力を1.6倍の年4700台分に高める。製缶品はタイの工場に供給する。設備投資額は12億円で、24年4月に稼働する。

コベルコ建機は19年にも、米中貿易摩擦の通商リスクを避ける狙いで、米国の工場向けの建機の大型部品生産を中国からタイに移している。

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