見えぬ太陽 降水量は3~5割り増し
十勝管内は7月に入り、極端な日照不足が続く。帯広の7月の日照時間は、19日現在で平年の半分。特に半旬(5日間)ごとにみると、第2半旬(6~10日)はほぼゼロ、第3半旬(11~15日)は平年の2割程度で、第4半旬(16~20日)も平年の4割程度にとどまる見通しだ。
帯広測候所によると、7月の日照時間が平年を大幅に下回るのは、オホーツク海高気圧の張り出しにより、冷たい空気の影響を受けて曇ったり、低気圧や前線通過の影響で大気の状態が不安定になり、曇りや雨の日が多かったなどの複合的な要因から。
帯広の7月の半旬ごとの日照時間は、第1半旬(1~5日)は28・0時間と、平年(22・5時間)を2割以上上回った。しかし、第2半旬はわずか0・2時間(平年20・7時間)、第3半旬も4・4時間(同19・8時間)にとどまる。第4半旬も19日現在8・3時間で、20日も終日雨となる見込みのため、平年(19・2時間)を大きく下回りそうだ。
帯広の7月の降水量は、上旬が41・5ミリで平年より約3割多く、中旬も19日現在で61ミリとすでに平年の5割増しだった。一方で、平均気温はいずれも平年よりも高く、蒸し暑い日が続いた。
同測候所によると、十勝管内は23日まで曇りや雨の日が多く、晴れ間が広がるのは24日以降の予報。帯広の予想最高気温は、21日が27度、22日が25度、23日が21度。(松岡秀宜)
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