[ストックホルム 25日 ロイター] - 音楽配信サービス大手スポティファイ・テクノロジーは25日、第1・四半期に月間アクティブユーザーが5億1500万人に達し、自社予想の5億人を突破したと発表した。リフィニティブIBESのアナリスト予想平均も5億人だった。
売上高の大半を占める月額制サービス「プレミアム」の登録者も15%増えて2億1000万人と、アナリスト予想の2億0600万人を上回った。
今四半期のプレミアム登録者数予想は2億1700万人で、やはりアナリスト予想の2億1200万人より高い数字となった。今四半期の月間アクティブユーザーは5億3000万人と予想している。
ダニエル・エク最高経営責任者(CEO)はロイターに、「スポティファイは1つだけ突出した武器を持っているわけではなく、100種類にも1000種類にも及ぶ物が合わさって複合効果をもたらしている」と述べ、サービスの多様化が功を奏したと説明した。
ただ、第1・四半期の売上高は30億4000万ユーロ(33億5000万ドル)で、アナリスト予想の30億8000万ユーロに及ばなかった。また損失が予想より大きかった。経済環境が不透明だったため広告市場が低迷し、利ざやが圧迫された。
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