故障者リザーブ(IR)に登録されていたクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが残りのシーズンにプレーすることはないにもかかわらず、ニューヨーク・ジェッツは12月20日にロジャースをアクティブ登録し、ギャンググリーンのロースターを一枠費やすことになった。その結果、フルバック(FB)のニック・ボーデンがロースターからカットされ、その後に練習チームの一員として契約している。
現地26日(火)、『The Pat McAfee Show(ザ・パット・マカフィー・ショー)』に出演したロジャースは、ロースター枠を奪うのは自分の意思ではなかったと強調している。ロジャースは、アクティブ登録の期限となる練習開始から21日後の時点でIRに戻されるものだと思っていたと言う。
「IR入りすることを想定していた。むしろIR入りを希望した」とロジャースは『New York Post(ニューヨーク・ポスト)』に話している。
「“練習をしたいか”と聞かれて、俺は“誰かがカットされるという犠牲を払ってまでではない”と答えた。この仕組みは理解している。リハビリを続けるために練習は必要ないと思っていた。サイドラインで実践に近いことをやればいい」
「だけど、知っての通り、俺の意見は通らなかった。そういうものなのかもしれない。奇妙な状況だったよ」
ジェッツは11月29日からロジャースの練習期間を開始し、上位争いに食い込むことができれば元MVPが今シーズン中にプレーできるかもしれないと期待していた。ジェッツがポストシーズン争いから脱落すると、ロジャースは今季にプレーできるほど回復していないことを認めた。その時点でジェッツは、21日間の練習期間の終了とともにロジャースに今シーズンいっぱいの練習を止めさせるか、アクティブ登録して練習を続けさせるかのどちらかを選ばなければならなかった。驚くべきことに、ジェッツは後者を選んだ。
「俺はすぐにニックに電話して、“これは俺が望んだことではないことを分かってほしい。IRに登録してくれと頼んだんだ”と伝えた」 とロジャースは明かしている。
開幕ロースターに登録され、一定の権利が与えられたベテランとして、ボーデンは2023年の年俸110万ドル(約1億5,560万円)が保証されていた。ウェイバーをクリアしたボーデンは練習チームに登録された後、日曜日のワシントン・コマンダース戦でロースターに復活したものの、膝の負傷によりプレーはしていない。最終的に職を失ったのはコーナーバック(CB)のカロン・バーンズで、ボーデンの枠を確保するために練習チームからカットされている。
ヘッドコーチ(HC)のロバート・サラーは、ロースター入りがロジャースの考えではなかったことを認めている。
「彼は他の選手のロースター枠を奪うことに懸念を示していた。しかし、われわれはロースターを柔軟に動かすことができ、彼をアクティブにすることが可能だったため、そうした」とサラーHCは述べている。
ロジャースは今シーズンが終わるまで練習を続けることができ、ポストシーズン進出がなくなったジェッツにとってそれは1月7日までとなる。
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からの記事と詳細 ( アクティブ登録は自分の意思ではなかったとジェッツQBロジャース、「IR入りを希望した」 - NFL日本公式サイト )
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