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Thursday, April 2, 2020

資産運用の日米比較! 日本人の資産の半分は現金?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース

季節は冬から春へと変わり、いつもなら卒業や入学のシーズンですが、今年は新型コロナウイルスの影響で私たちの日常は非日常へと変化しています。世界的に広がっている新型コロナウイルスは、株などのマーケットにも影響を与えています。

私たちの資産運用にも影響はあるのでしょうか。

今回の新型コロナウイルスの影響は世界的に影響を及ぼし、全面安(株安、債券安、原油安、REIT安)となっています。資産運用は、このような社会変動にも対応できるよう分散して行う必要があります。あらためて資産の内訳やバランスについて考えてみましょう。

日本人の資産の半分は現金

以下は日本銀行調査統計局が2019年8月29日付けで発表した「資金循環の日米欧比較」の図表です。米国やユーロエリアと比較するといかがでしょうか。日本の資産の半分は現金・預金となっています。

現金・預金が約53%、保険・年金等が約28%と家計の金融資産の約8割をしめています。株式は10%、投資信託は3.9%と有価証券系資産はあまり持っていないのが現状です。

今回のように投資している商品の価格が落ち続けているというニュースを聞くと、やはり安心な現金・預金にと思いがちですが、長い目で見ると預金・現金は「増えない」というリスクを同時に抱えていることも理解しておく必要があります。

資産運用の日米比較

せっかく投資をしていても、投資先の割合も保守的なのが日本の傾向としてあります。以下の図表を見ると、日本は投資信託の資産構成でも株式等の保有比率は低く、米国は半分以上が株式に投資をしていることが分かります。年金基金の資産構成でも同様です。

「アメリカ人は株が好き、日本人は現金が好き」と言われていますが、この資産構成は過去からあまり変わっていません。

その結果、20年で米国は20年で家計金融資産が3.11倍になったのに対して日本は1.47倍にとどまっています。

バランスが大切

何事にもバランスが大切です。資産運用においても同様のことがいえます。

もう一度、米国の金融資産構成を見てみると、株式が34%、保険・年金等が約31%となっています。リスクはありつつも増える可能性の高い株式に3割、安定した資産として保険・年金等に3割とバランスを取っているのが分かります。

米国においても銀行に預けた場合の利息が低いのは日本と同じです。そのため、現金・預金等は約12%となっています。必要最低限のキャッシュを持ち、さまざまな投資先に資金を分散させているのが分かります。

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