ややもすれば「スーパーボウル」が「ウィルスボウル」になるところだった。米ナショナル・ンフットボールリーグ(NFL)決勝のスーパーボウルに進出したカンザスシティ・チーフスの選手たちが新型コロナウィルス感染者と接触する危機を辛うじて回避した。
米スポーツ専門メディアESPNが4日に報じたところによると、チーフスの選手とスタッフ20人あまりの髪を切っていた理容師が突然陽性判定の連絡を受けた。当時、バックアップセンターのダニエル・キルゴア(34・写真)は髪を半分ほどカット中だった。陽性が判明するや否や、キルゴアと残り選手たちは散髪を即座に中断した。キルゴアは、ワイドレシーバー(WR)でマーカス・ロビンソンに次いで2番目に髪を切っていた。球団の迅速な対応で選手たちの大量感染は回避することができた。ただ、キルゴアは散髪途中で止まった頭部の半分を坊主刈りにして注目を集めた。
濃厚接触を逃れた選手リストには、チームの大国柱であるクォーターバック(QB)パトリック・マホームズ(26)もいた。理容師と選手たちは全員マスクを着用していたが、理容師の感染が少しでも後れて伝わっていたり、球団の対応が遅れていたらスーパーボウルの開催自体が困難になったかもしれない。チーフスは8日午前、米国フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムでタンパベイ・バッカニアーズとの第55回スーパーボウルを控えている。
米疾病管理予防センター(CDC)が発表したスーパーボウルのコロナ防疫指針によると、競技場の収容人員7万5000人の3分の1に当たる2万2000人のだけ入場が認められる。このうち7500人は、医療現場でコロナと闘っている医療従事者が無料で招待される予定だ。
カン・ドンウン記者 leper@donga.com
からの記事と詳細 ( NFLカンザスシティ・チーフスのキルゴアの髪が半分だけ残っている理由は - 東亜日報 )
https://ift.tt/3jkUPZQ
No comments:
Post a Comment