実際の距離は半分―。秋田県由利本荘市が市中心部の歩道に設置している案内標識の一部で、距離が不正確に表示されていることが、市民の指摘で明らかになった。市のチェックミスが原因とみられ、シールを貼るなどして月内に修正する方針。
市によると、案内標識は2010、11年、市中心部の歩道8地点に設置された。それぞれ、周辺公共施設への距離と方角を示している。
このうち、市役所に隣接する本荘公園の正面入り口近くにある標識は、JR羽後本荘駅までの距離を1・5キロ、文化交流館カダーレまでを900メートルと表示。しかし実際には、駅までの距離は約900メートル、カダーレまでは約450メートルと表示の半分しかない。
不正確になった要因について、市の担当者は「施工業者が数値入力を誤り、市が見落としたためと考えられる」としている。
市民の指摘を受けて、他7地点の標識も点検した結果、実際の距離より短い表示が二つあることも分かった。これらも今後、正確な距離に修正する。担当者は「これまで気付かなかった。ご迷惑をお掛けした」と陳謝した。
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