ライナーズを愛し、ライナーズに自らを重ねる週刊ひがしおおさかが、超ライナーズ目線でお送りする見どころ。世界一偏ったマッチプレビューです。
第3回はスカイアクティブズ広島戦。昨年までマツダブルーズーマーズと呼んでいました。2月6日にBalcomBMW広島総合グランドにて、2時キックオフです。中継はJスポーツをご覧ください。
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花園近鉄ライナーズプロフィール
金子がトライを獲った瞬間、ミホロボットは号泣していました。
日本ラグビーの歴史とともに歩んできた最古参。1929年に創部し、1950年代に黄金期を迎える。新リーグ・リーグワンでのディビジョン1昇格を必達の目標にし、U20日本代表の水間良武ヘッドコーチを招聘。現在1勝1敗で4位。ホストエリアは大阪府東大阪市。
スカイアクティブズ広島
ひがが一方的に好意を寄せる﨑口銀次郎は、昨年までキャプテンを務めた。
広島県をホストエリアにする中国地方の雄。1961年に創部し、昨年度まで「マツダブルーズーマーズ」として活動していた。過去には日本代表を排出する（思い出すのはステファン・ミルン）などしていたが、近年は2部に当たるトップチャレンジリーグの下位に定着していた。
この試合の意味合い
社業もラグビーの活動と並行して行ういわゆる「社員選手」がほとんどであるスカイアクティブズに対し、国代表選手が複数所属するライナーズ。負けるわけにはいかない。勝点5（4トライ以上）は必須で、得失点差をどこまで優位にできるか。勝利だけではない結果が求められる。
注目選手
ライナーズメンバー
1佐々木 駿 2金子 惠一 3文 裕徹 4横井 隼 5ワイマナ・カパ 6野中 翔平 7横井 隼 8セル ジョセ
9人羅 奎太郎 10クウェイド・クーパー 11片岡 涼亮 12岡村 晃司 13シオサイア・フィフィタ 14ジョシュア・ノーラ 15セミシ・マシレワ
16松田 一真 17田中 健太 18イエレミア・マタエナ 19パトリック・タファ 20ツポウ テビタ 21中村 友哉 22野口 大輔 23竹田 宜純
直前に複数の新型コロナ陽性者が判明した影響か、大幅に選手を入れ替えてきた。注目は、8ジョセと15マシレワ。格が違う2選手の活躍がライナーズのスタイルにフィットするかで、試合の成果は変わる。
スカイアクティブズメンバー
1加藤 滉紫 2武田 知大 3高見 優太 4西野 嘉修 5ロックラン オズボーン 6芦田 朋輝 7テヴィン フェリス 8イシレリ マヌ
9後藤 大 10齊藤 遼太郎 11亀井 康平 12ベン ルーカス 13李 修平 14北島 遥生 15﨑口 銀二朗
16永田 亮 17重信 滉史郎 18高橋 裕司 19ミロ デビッド 20鈴木 伊織 21河野 翼 22大内 空 23中村 悠人
え、京産出身の武田って、HOやってんの？？という素朴な驚きがある。他にも齊藤 遼太郎、﨑口 銀二朗など「あー、トップリーグに行けなかったのか！」という実力者が揃う。フェイズが浅いディフェンスは遜色ない。
戦力比較
スクラム
ライナーズ6:4スカイアクティブズ
FW合計体重に注目。大きくはないライナーズだが、スカイアクティブズはさらに小さい。明確な強さが必要である。また、初のスタートである金子惠一や転向後初の出場になるイエレミアを評価したい。
フィールドプレーでは文句のないイエレミア。
ラインアウト
ライナーズ6:4スカイアクティブズ
前節ラインアウトに改善が見られたライナーズに対し、ダイナボアーズに少し苦戦したスカイアクティブズ。FWの高さでは若干ライナーズが有利に見える。風の向きにも注目か。
佐藤幹夫がジャンパーになる、そんな時代もありました。
コンタクト・ブレイクダウン
ライナーズ5:5スカイアクティブズ
ライナーズは第1節で、スカイアクティブズは先週の第2節でダイナボアーズにブレイクダウンでけちょんけちょんにやられた両チーム。若干敗者復活戦のような様相だ。ここでは互角としておく。
リーグ・ワンのプレスカンファレンスで活躍したジョセ。密集での働きを測りたい。
ゲームコントロール
ライナーズ7:3スカイアクティブズ
SOは齊藤とクーパーの対決。どうしてもクーパーの格を上と見てしまう。メンバーがある程度入れ替わっているライナーズがクーパーにフィットするかが鍵になる。特に人羅に注目したい。
クーパーと常に行動をともにし、クーパーのパスには120%ついていくジョシュア。
決定力
ライナーズ7:3スカイアクティブズ
ライナーズはマシレワの復帰がポイント。ハムストリングの怪我がどの程度スピードに影響しているか。スカイアクティブズは15﨑口に注目。大学時代は怪我とともにプレーしていたが、現在のプレー姿は活き活きして見える。
2019年の対戦では、活躍しまくったマシレワ。
キック
ライナーズ6:4スカイアクティブズ
マシレワが出場し、野口がリザーブに回ったライナーズ。精度では野口だが、距離はマシレワも魅力だ。50:22をどの程度狙いにいくのかで交代の時期も決まるか。というか、クーパーが異次元。
ディフェンス
ライナーズ7:3スカイアクティブズ
ヒート戦ではほぼパーフェクトに機能したライナーズのディフェンス。一方スカイアクティブズはダイナボアーズのアタックが続くとディフェンスに穴があいた。両チームが同じパフォーマンスなら、ライナーズ大量得点が見える。
スーパーポジティブスコア予想
ライナーズ75-3スカイアクティブズ
とにかく取りまくって、ノートライに抑えるべし。とにかく。
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