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Tuesday, March 29, 2022

働く人の15%は「週の半分、ランチ抜き」 食品値上げでさらに… - 朝日新聞デジタル

 働く人の15%が、週の半分以上、ランチを食べていない――。ある調査で、こんな実態が明らかになった。その主な理由が、節約。食材の値上げが相次ぎ、今後はお財布事情がますます厳しくなることも予想される。

 コロナ禍で、同僚と連れだってランチに出かけることもままならなくなり、ランチの意義を感じられなくなっていることも背景にありそうだ。

 調査は、福利厚生の食事補助サービスを提供する「エデンレッドジャパン」(東京)が、昨年12月、全国の20~50代の働く男女600人を対象に実施した。

 勤務日にランチを食べなかったことがある人は、29.5%。そのうち、56.5%は「週に1回以下」、28.2%は「週に2~3回」で、残りの15.3%は週の半分以上でランチを食べていないと回答した。

 理由としてあがったのが、節約だ。

 「金額を理由に、勤務日にランチの食べたいメニューを我慢したことがある」と答えたのが約6割。また、約3割が「食事代の節約のため」と回答した。

 最も悲惨だったランチを尋ねたところ、「めんたいこだけ」「水とお菓子」などがあがった。

 追い打ちをかける要因もある。

 昨年以降、輸入に頼ってきた原材料費が上がり、食品も相次いで値上げされた。今年に入ってからは、大手各社がしょうゆや冷凍食品、ハム・ソーセージなど、身近な食品の値上げを相次いで発表。価格を引き上げる飲食店も増えている。

 調査では、約4割が「飲食店…

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