[ニューヨーク 3日 ロイター] - 世界最大の資産運用会社ブラックロックは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、2月28日付でアクティブファンドとインデックスファンドのロシア証券購入を全面的に停止したと発表した。
ポートフォリオ管理グループ責任者のリック・クシェル氏とiシェアーズ・インデックス投資担当グローバル責任者のサリム・ラムジ氏は3日付の共同文書で、「指数算出会社に対し、幅広い指数からロシア証券を除外するよう積極的に働き掛けている」と述べた。
顧客の資産に占めるロシア証券の比率は0.01%未満という。
西側諸国の対ロシア制裁を受け、投資家の間ではロシア資産の保有を縮小する動きが相次いでいる。
ただ、ロシアが国内ブローカーに対し、外国人投資家が保有する証券の売却を禁止したことから、ポジションの縮小は複雑になっている。
ブラックロックは「規制や市場の状況が許す限りにおいて顧客がロシア証券のポジションを解消できるよう、規制当局、指数算出会社、その他の市場参加者と積極的に協議を続けていく」とした。
株価指数を算出するFTSEラッセルとMSCIは2日、全ての指数からロシア株を除外すると発表した。
ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)はリンクトインへの投稿で、ウクライナやロシアにオフィスはないが、直接影響を受けている同僚やその家族を支援するためにできることを行っていると述べた。
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