難民キャンプでアフガニスタンの人々と出会った時の気持ちを忘れたくない―。阿南町御供(おども)地区で喫茶店「おどもカフェ」を営む尾崎真理子さん(41)は、イスラム主義組織タリバンによる政権掌握で女性の人権侵害などが問題になっているアフガンを、同国の家庭料理で支援している。売り上げの半分を、現地で女性の地位向上や学校教育の充実などに取り組む民間団体「アフガニスタン女性革命協会」(RAWA)に送る計画だ。
首都名から名付けたスパイスが香る「カブールプレートランチ」を4月から提供。レーズンやニンジンと炒めたピラフに、コリアンダーやターメリック、クミンといった香辛料で煮込んだ赤インゲン豆を添えた。中央アジア一帯で食べられる蒸しギョーザ「マントゥ」も皿に盛り込み、レモンと塩で味付けしたヨーグルトソースで楽しむ。1食800円だ。
2001年の米中枢同時テロ後、米国などがアフガンの旧タリバン政権を攻撃。多くの人が隣国パキスタンに逃れた。学生だった尾崎さんは2年後、同国の難民キャンプを訪問。タリバンは女子教育に否定的だったが、尾崎さんは難民キャンプで一生懸命に勉強する少女らと出会った…
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