サイクリストやその愛車に向けてさまざなサービスを提供するCDJ(カーボンドライジャパン)。今年4月に「CDJ TOKYO」を新規出店した同社がこの度新機器を導入し、サービスを開始! あなたのカーボンフレームを「アクティブサーモグラフィー」で検査可能に! そしてCDJが行うワンストップサービスとは?
アクティブサーモグラフィーで見えないキズが見えてくる
CDJはコアなサイクリストにとってはよく知られた会社であり、そのなかでも有名なサービスといえばカーボンフレームの非破壊検査だ。例えば落車後に「自分のバイクが安全に乗れる状態なのか」を視覚的に判断できるのが最大の利点だ。
これまでは超音波センサーによる検査ひとつで対応してきたが、ここに赤外線によるアクティブサーモグラフィー検査が追加されることに。より高い精度かつ多面的にカーボンボンフレームと向き合うことができる。
アクティブサーモグラフィーがもたらすもの
アクティブサーモグラフィーのシステムを詳しく説明すると非常に長くなってしまうが、ざっくりまとめると「カーボンフレームに照明による熱を加える→伝わった熱が温度変化が起こし続ける→その温度変化の様子を非常に細かい時間範囲で記録→その結果によって内部構造や内部欠陥に関する情報を可視化する」といった流れだ。「点」ではなく「面」でフレームをとらえることで、これまでとはまた違った角度からフレーム検査が可能に。従来から運用している超音波検査と併用することで、さらに高精度な診断も可能だ。
なおこのアクティブサーモグラフィー装置は、国内外の自動車メーカーや、民間航空会社などで利用されるシステムと同一のもの。もちろん自転車界では世界初の導入であり、現状世界で唯一のサービス提供になっている。
アクティブサーモグラフィー検査 サービス概要
検査対象:カーボンフレーム、カーボンホイール
検査価格:1万5000円(フレーム&フォーク1セット一面撮影)、1万5000円(ホイール1本左右両面撮影)
検査時間:1時間ほど ※検査状況により前後
検査結果:持ち込みオーナーに直接説明し、結果をプリントアウトして提供
検査依頼:フレーム持ち込みによる対応だが、要事前予約。詳しい状況説明や相談を前提とする
ただ検査するだけのお店じゃない。ワンストップ型マルチショップ
画期的なシステムを追加導入したCDJ東京だが、こうした検査はあくまでもサービスのひとつ。本ショップの特徴は、そのサービスの豊富さにある。カーボンフレームの検査をはじめ、損傷カーボンフレームのリペアリング、自転車の洗浄とコーティングサービス、フレームのカスタムカラーペイント、パーツのカスタムアップ、ダメージを負ったカーボンフレームの修理後保証書付きの中古車販売など多岐にわたる。
CDJが語るサービスの豊富さの理由
「ここ10年で世の中の中古市場は大きく変わってきています。個人間のインターネットオークションも大分一般化していますよね。しかしさまざまなリスクをかかえたまま『自己責任』の一言で済ませ、そのやりとりが完結してしまっていいのだろうか?という懸念があります。人の命がかかっているものなので、可能な限りその安全性を証明してから販売する、これがCDJの強みですね」
「またふつうのショップでは行っていないさまざまなサービスを提供する当店ですが、そのすべてがある意味つながっているのも特徴です。カーボンバイクを洗浄にきてそのまま非破壊検査の相談もできますし、フレームやパーツのカスタムアップ相談も行えます。こうしたワンストップ方式も我々の強みですね。今年関東に出店したことでより多くのお客さまが気軽に来てもらえるようになったので、ご興味がある方はぜひご来店ください」
店舗情報
CDJ TOKYO
住所:東京都世田谷区新町2-2-22 NIビル1階
TEL:03-6413-7275
定休日:木曜
営業時間:11:00~20:00(平日)、 10:00~19:00 (土・日・祝日)
問:CDJ TOKYO https://tokyo.carbondryjapan.com/
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