今年の夏は3年ぶりに行動規制がない夏です。多くの人々が帰省やレジャーを楽しんでいる姿がテレビなどで繰り返し報道されていました。ゲーマーと言えばインドアなイメージがありますが、夏のレジャーをどのように楽しんでいるのでしょうか。また、ゲームでも夏を楽しんでいるのでしょうか。今回はゲーマーの夏の予定について調査してみました。
■ アクティブに夏のレジャーを楽しむゲーマーたち。特に国内旅行が人気
まずはゲーマーに今年の夏のレジャー予定を聞いてみました。
予定があると答えたのが46.3%という結果となり、約半数が夏に何らかの予定を立てているようです。(グラフ①
内訳を見ていくと「国内旅行」と答えたゲーマーが最も多く51.9%、続いて「花火大会」が24.7%、「夏祭り」が22.9%と続きます。(グラフ②)
これらの予定を立てた理由を見ていくと、それぞれの回答で「コロナ禍で数年旅行に行けてないので、今年こそはと思う」(18歳/男性)、「コロナでずっと我慢していたから」(26歳/女性)といったように、コロナ禍の制約からの解放という意見が目立ちました。行動規制がない夏休みということ、これまでずっと我慢していたことから解放されたという感覚がゲーマーも非常に多いようです。
また共通して多かった回答が「子供が夏休みなので、思い出作りをさせたいから」(35歳/女性)や、「子供達を連れてってあげたい」(40歳/女性)など、家族、特に子供のためという意見が多く見られました。
特に「国内旅行」と答えたゲーマーはこの2つの回答が多く集まる傾向にありました。また非常に少数ながら「海外にいけないから」(44歳/女性)というような海外旅行に行けないので、消極的に国内旅行を選択したという意見も見られました。
「花火大会」と答えたゲーマーの意見を見ていくと、「コロナ禍で、ここ数年開催されていなかったので今年は行ってみたいと思ったから」(14歳/男性)、「近くで久しぶりでは花火大会が開催されると聞いたので」(35歳/女性)というように、久しぶりに開催される行事をこの機会に楽しみたいという声が目立ちました。
また、「コロナ禍で遠出できないので、夏の思い出作りに地元の祭りや花火大会に行こうと思ったから」(34歳/女性)や、「コロナ禍で引っ越してから季節を感じられるイベントが近くで開催させるため」(38歳/女性)のように、花火大会で夏を感じたいという意見も見られました。
次に「夏祭り」と答えたゲーマーの声を見ていきます。こちらも花火大会と似た傾向が見られ、数年ぶりの開催なので参加したいという声が目立ちました。「久々の開催予定のため」(19歳/女性)、「なかなか行けなかった祭りが今年開催されるため」(14歳/男性)と、コロナ禍のため中止になっていたイベントが今年開催されるので参加するというコメントが多く見られました。
■ ゲームでも季節を感じたいと考えるゲーマー。プレイするゲームのタイプは様々
様々な夏のイベントを楽しんでいるゲーマーですが、ゲームでも夏を感じたいと考えるようです。今年の夏にプレイしたいゲームをゲーマーに聞いてみました。
夏にプレイしたいゲームがあると答えたゲーマーの回答を見ていくと、「ホラーゲーム」が35.9%、「夏をテーマにしたゲーム(ぼくのなつやすみシリーズなど)」が34.7%、「夏をテーマにしたイベントがあるゲーム(各種ソーシャルゲームやオンラインゲームなど)」が29.3%という回答がとなりました。(グラフ③)
それぞれの回答を見ていくと、共通して多く見られたのが「季節感を感じたい」(18歳/男性)、「夏を満喫したいから」(18歳/男性)のようにゲームでも夏らしいことをしたいという意見です。プレイを通じて様々な体験ができるのがゲームの魅力ですが、季節を感じたいと考えるのはおもしろい結果です。
「ホラーゲーム」をプレイしたい理由を見ていくと「涼しい気持ちになりたいから」(49歳/男性)、「夏だから涼しくなりたい」(35歳/男性)のような、夏だからこそ怖いゲームをやって納涼気分を味わいたいという意見がありました。
また当然「ホラーが好きだから」(35歳/男性)や「ホラーが大好きだから」(33歳/女性)のように季節関係なくホラーゲームが好きという声もあります。
「夏をテーマにしたゲーム」と答えたゲーマーの回答を見ていくと、「実体験しているような感覚になるから」(22歳/女性)、「夏休み気分を味わうために」(35歳/女性)というように、夏休みや夏の楽しみをゲームの中で再体験したいという声が多く見られました。
それでは「夏をテーマにしたイベントがあるゲーム」と答えたゲーマーを見ていきましょう。「期間限定のアイテムがゲットできるから」(17歳/男性)や、「普段からプレイしているので。季節仕様のキャラが欲しいので」(39歳/女性)のように、夏に開催されるゲーム内イベントでしか獲得できないキャラクターやアイテムを獲得したいという意見が多く見られました。
今回の結果から、インドアなイメージがあるゲーマーですが、アクティブに夏を楽しんでいることがわかりました。一方で行動規制がないとはいえコロナ禍の影響はまだまだ多くあり、遠出を自粛して近所の夏らしいイベントで今年の夏を楽しんでいるゲーマーも多く見られました。
また、ゲームでも夏を楽しんでいるのも、ゲームの様々な遊び方を知っているゲーマーらしい傾向と言えるでしょう。ホラーゲームで涼しさを感じるゲーマーもいれば、ゲームの中で夏を体験できるゲームで現実ではできない夏らしい体験を楽しむゲーマーもいます。ほかの季節でもゲーマーらしい方法で季節を感じていることでしょう。
今年の夏をインドアだけではなく様々なかたちで目一杯楽しみたいと思っているのはゲーマーも同様のようです。
からの記事と詳細 ( アクティブに夏のレジャーを楽しむゲーマーたち_今年の夏のレジャー予定があるゲーマーは46.3% - PR TIMES )
https://ift.tt/KzyLs75
No comments:
Post a Comment