シーズン第14週、ボルティモア・レイブンズにクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンはいないが、別の攻撃選手が復帰してくる。
故障者リザーブ(IR)だったレイブンズのランニングバック(RB)J.K.ドビンズがアクティブ登録され、現地11日(日)のピッツバーグ・スティーラーズ戦でプレーできる状態になったとチームが10日(土)、発表した。
ドビンズは先週から練習には戻っていたが、第13週の復帰には間に合わなかった。ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)の手術で2021年シーズンを丸ごと棒に振った3年目のRBは、そのはんこん組織を取り除く膝の手術を受け、第6週を最後に欠場している。
今シーズン最初の2試合はACLのリハビリのために欠場しており、2022年にドビンズがプレーした4試合の成果は123ランヤードでタッチダウン1回、キャリー平均3.5ヤードと芳しくない。
以来、ボルティモアはケンヤン・ドレイクに仕事を任せ、彼は421ランヤードを獲得してレイブンズの全RBをリードしている。またジャスティス・ヒル(225ヤード)とガス・エドワーズ(195ヤード)もドビンズ不在の中で多くのプレー時間を得た。
日曜日は764ヤードを挙げているリードラッシャーのジャクソンが膝のケガで出場できないことから、第13週にリリーフで出場し、チームを逆転勝利に導いたタイラー・ハントリーがキャリア5度目の先発を飾る。バックフィールドにドビンズがいる安心感は、強固なスティーラーズディフェンスと対峙(たいじ)するバックアップQBにとっては心強いはずだ。
レイブンズはまた、セーフティ(S)マーカス・ウィリアムス(手首)をIRからアクティブ登録しており、彼もスティーラーズ戦でプレー可能となるだろう。
8勝4敗のレイブンズはロードで5勝7敗のスティーラーズと対戦する。試合開始は日曜日の東部時間13時【日本時間12日(月)3時】の予定だ。
【M】
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