サンデーナイトフットボールでのマイアミ・ドルフィンズとの対戦に向けて、フィラデルフィア・イーグルスがワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズを練習生から昇格させると現地21日(土)発表した。
イーグルスは、ジョーンズが練習生からスタートして、足慣らしができ次第アクティブロースターに昇格させるつもりだと17日(火)の契約時に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えていた。
ヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニは今週、練習でジョーンズが“好調”だと述べていたが、昇格のタイミングについては自分とチームで賢明な判断をしたいと慎重な姿勢を見せ、今年まだプレーしていないジョーンズが新しいオフェンスを学ばなければいけないことを考えると、ゆっくり順応させる方がいいと考えを述べていた。
「フリオはこのリーグで多くのことを成し遂げてきた素晴らしい選手なので、すぐにでも出したくなるものだ。だが、彼を危険にさらすことのないように万全を期す必要がある」とシリアニは金曜日にコメントしている。「自分たちが試合に勝ち、彼が勝利に貢献できるように必要なことをし、同時に昇格によるケガのリスクを考慮して、行き過ぎないようにカウントをうまく調整することだ」
明らかに、ジョーンズはシリアニが決断を下すのに十分な状態だったようで、これで34歳のWRはサンデーナイトでターゲットとなることが可能となり、正式にNFLで13年目のシーズンをスタートすることになった。
WRケス・ワトキンスはハムストリングのけがで故障者リザーブ(IR)にいるため、ジョーンズがこれまでのキャリアと同様のパフォーマンスを少しでも見せることができれば、いろいろと可能性は広がる。
NFLでの12シーズンの大半をアトランタ・ファルコンズでプレーしたジョーンズは7度のプロボウルに選出され、レシーブヤードで2回リーグ首位に立った。プロになってから積み上げたレシーブヤードはキャリア通算1万3,629ヤードで、現在16位の記録となっている。あと148ヤードを獲得すれば順位が1つ上がる。
近年はケガが増えつつあり、過去3年で出場したのは29試合。2021年にはテネシー・タイタンズにトレードされ、2022年はタンパベイ・バッカニアーズでQBトム・ブレイディの現役最後のシーズンでパスを受けた。2023年は今週まで契約がなかったが、プライムタイムでイーグルスデビューを果たし、初めてのロンバルティ・トロフィー獲得のチャンスを追いかけることになる。
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