サルの脱走が相次いだ里山生態園=富山市ファミリーパークで |
富山市ファミリーパークは、ニホンザルの脱走が相次いだ飼育施設「里山生態園」の展示再開に向けて、再発防止策を議論した検討会の報告書をまとめた。今後は、展示するサルの数を半分以下にして、雄の割合も少なくする。
脱走防止へ報告書
サルやカモシカを展示する生態園では、二〇一八年九月にサル二匹が行方不明となり、同年十、十一月にも脱走が起きた。生態園での展示は中止され、専門家でつくる委員会が昨年から再発防止のための議論を重ねてきた。
報告書では、繁殖期に雄同士の争いで追い回されたサルが柵を登って逃げたことから、展示数を三十五匹から十五匹程度に少なくして、雄の割合が低い野生の群れ同様、雄を一、二匹にするとした。施設も、柵を手指がかからない構造にするなど改修する。村井仁志動物課長は「生態園でサルを見せるのは重要な仕事。できるだけ早く展示を再開させたい」と話した。 (柘原由紀)
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March 22, 2020 at 03:19AM
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展示サル 半分以下に ファミリーパーク:富山 - 中日新聞
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