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Wednesday, March 18, 2020

「アジア・オセアニア配当利回り株オープン」がコスト引き下げ、カテゴリー内アクティブ平均に接近(モーニングスター) - Yahoo!ニュース

 三井住友トラスト・アセットマネジメントは17日から、「アジア・オセアニア配当利回り株オープン」(愛称:アジア配当物語)の信託報酬等(税込)を年率1.98%から1.87%に引き下げた。

 同ファンドが属するモーニングスターカテゴリー「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」のうち、確定拠出年金専用とファンドラップ専用、及びETFを除いた一般の投資家が購入できるアクティブファンドを対象として、20年2月末時点の信託報酬等(税込)の平均を算出すると1.84%となる。同ファンドの信託報酬等は引き下げ後も、依然として一般の投資家が購入できるアクティブファンドの平均を上回っているが、従前と比べて平均レベルに接近したと言える。

 同ファンドは、アジア・オセアニアの好配当が見込める企業の株式に分散投資し、安定した配当収入と値上がり益の獲得を目指す。具体的には、MSCIオール・カントリー・パシフィック・インデックス(除く日本)に採用されている国・地域の企業を対象に、予想配当利回りが同指数平均より高いと判断される銘柄を中心に投資する。20年2月末時点の国・地域別上位は、香港33.72%、台湾21.47%、オーストラリア16.03%。組入銘柄数は35で、組入上位3銘柄はテンセント・ホールディングス、アリババ・グループ・ホールディング、中国平安保険となっている。

 同ファンドの20年2月末時点の10年トータルリターン(年率)は5.64%とカテゴリー平均(5.24%)を0.40%上回り、カテゴリー76本中32位。モーニングスターレーティングは20年2月末時点で9カ月連続の4ツ星となっており、長期的な運用効率は相対的に優れている。

 20年2月の純資金流出入は5億円の純資金流入と、17年3月以来の流入超過となった。同月末時点の純資産残高27億円からみて流入超過額のインパクトは大きい。好配当利回り株に投資する当ファンドは、米国で実質ゼロ金利政策が復活するなど世界的に低金利の流れにある現状にマッチしていると言え、今回の信託報酬等の引き下げにより投資家の関心が高まる可能性もあろう。

武石謙作

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