■生産型LEDを初めて装着、メガグリルは回避へ
BMWが現在、開発を進めるミニバン「2シリーズ アクティブツアラー」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
キャッチしたテスト車両は、同社の最新世代LEDデイタイムランニングライトを備えるプロダクションヘッドライトを初めて装着、ラジエターグリルのサイズは若干、拡大されている様子ですが、M3/M4のようなメガグリルは見送られたようです。
そのほか、サイドミラーがAピラーからドアへ移動、リアエンドでは、より大きなLEDストリップを備えるL字型テールライトの一部が露出、ワイドな車幅のような視覚を生み出しています。
コードネーム「U08」と呼ばれる次期型では、「UKL」プラットフォームの最新バージョンを採用、ガソリン、ディーゼル、およびプラグインハイブリッドバージョンが提供されるとともに、最終市販型ではクロスオーバールックになると噂されています。
室内では「iX」でも見られたスイッチ形状のギアシフター、最新のインフォテイメントシステム、湾曲したダッシュボードを搭載、ヒーター/エアコンなどをはディスプレイを通して制御されます。
パワートレインは、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150psおよび190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンのほか、最高出力302psを発揮するM Sportをラインアップ、ゲトラグ製8速DCTトランスミッションと組み合わされます。
最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジン搭載の「216d」は廃止される可能性があるといいます。
次期型では、より大型の「グランツアラー」が廃止予定で、代わりにアクティブツアラーに3列シートがオプション設定されると予想、同社ミニバンの主役となりそうです。
(APOLLO)
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