アメリカの航空大手「ユナイテッド航空」は現在運用されている最速の航空機の2倍の速度が出る超音速の旅客機を導入し、2029年までの運航開始を目指すと発表しました。実現すれば東京、サンフランシスコ間を現在のおよそ半分の6時間で移動できるということです。
「ユナイテッド航空」は3日、現在運用されている最速の航空機の2倍の速度が出る超音速の旅客機を導入する計画を発表しました。
それによりますと、ユナイテッド航空は超音速旅客機を開発するコロラド州デンバーのベンチャー企業「ブーム・スーパーソニック」と商業契約を結び、安全性や環境への影響などに関して必要な基準を満たせば、15機購入するとしています。
導入が実現すれば飛行時間は現在のおよそ半分に短縮できるということで、東京、サンフランシスコ間は6時間、ニューヨーク近郊のニューアークからドイツのフランクフルトは4時間、ニューアークからロンドンは3時間半で移動できるということです。
乗客の定員は65人から88人で、2029年までの運航開始を目指すとしています。
超音速の旅客機ではかつてイギリスとフランスが開発した「コンコルド」が知られていますが、燃費の悪さや騒音の大きさもあって需要が伸びず、およそ18年前に商用の運航を取りやめていて、最新の技術でこうした課題を解消し、商用化を実現できるかが焦点となりそうです。
からの記事と詳細 ( 米 ユナイテッド航空 超音速旅客機導入へ 移動時間を半分に - NHK NEWS WEB )
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