エネルギー分野の制裁が加われば、ロシア経済にさらなる打撃を与えることになるのは確実だ。
国際金融協会(IIF)が2月に出した報告書によると、ロシアが石油製品を含むエネルギー資源の輸出で得た収入は2021年に2350億ドル(約27兆円)に達し、ロシアの輸出額全体の約半分を占める。
制裁下で、その重要性はさらに増している。欧米は金融制裁で、ロシア中央銀行の外貨準備を凍結。主要な金融機関にもユーロやドルの決済を厳しく制限しており、エネルギー輸出は、ロシアが外貨を得られる数少ない手段になっているからだ。調査会社ライスタッド・エナジーによると、ロシアはガス輸出だけで1日4億5千万ドル(約520億円)を欧州から得ているという。
金融制裁で、ロシア経済はすでに相当な痛手を被っているようだ。
「事前の予想をはるかに上回…
からの記事と詳細 ( 輸出額の半分がエネルギー資源 制裁ならロシア経済にさらなる打撃 [ウクライナ情勢] - 朝日新聞デジタル )
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