Pages

Monday, August 29, 2022

海獣の漁業被害額 前年度上回るもピーク時の半分以下続く|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

トドやオットセイ、アザラシによる道内の昨年度の漁業被害額は、9億5400万円余りと前の年度を上回ったものの、ピーク時の半分以下の水準が続いています。

道のまとめによりますと、トドやオットセイ、それにアザラシによる令和3年度の漁業被害額は、9億5400万円余りと、過去最低だった前の年度からおよそ2億2000万円増えました。
地域別にみますと、石狩が最も多く、およそ2億9400万円、次いで宗谷がおよそ2億5000万円、後志がおよそ1億4000万円などとなっています。
被害の内容は網にかかった魚が食べられ、売り物にならなくなるなどの「間接被害」が7億200万円余り、網などの漁具が食い破られるなどの「直接被害」が2億5100万円余りでした。
被害額が過去最低となった年度は、新型コロナウイルスの影響で魚が取引される値自体が下がったことも影響しているとみられていて、昨年度の被害額はそれを上回ったものの、ピークだった平成25年度の半分以下の水準が3年続いています。
道は、破られにくい漁具の導入や追い払い対策の効果が年々、出ていると見ていて、水産振興課は「現在取り組んでいる対策を継続し、できるかぎり被害額を減少させていきたい」と話しています。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 海獣の漁業被害額 前年度上回るもピーク時の半分以下続く|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/lVMbPrT

No comments:

Post a Comment