｢仕事を続ける｣｢アクティブであり続ける｣など…101歳の神経内科医 ... - Business Insider Japan

タッカーは、サプリメントの摂取や毎月の血液検査、MRI検査、結腸内視鏡検査などのいわゆるバイオハッキングは、医学の進歩が我々が良いと信じていることを常に変えているため、役立たないと述べている。

彼は1930年代や40年代には、医師が減量や神経を落ち着かせるために喫煙を勧めていたことを例に挙げ、｢医師が絶対に正しいわけではない｣と語った。そして、100年の彼の人生で信じている4つの秘訣を紹介している。

完全にリタイアしない

タッカーは、典型的な一日の大半は仕事をしていると語った。午前中は病院に行って回診し、午後はオフィスで仕事し、その後、帰宅して読書やテレビ鑑賞、妻とマティーニを楽しむ。

｢リタイアは長寿の敵になると思う｣と彼は話している。彼は、年齢を重ねるとともに我々の世界に興味を持ち続けることが極めて重要であり、楽しめる仕事を持つことはそれを行う最良の方法だという。

意味のあるボランティア活動を行うことは、周囲の世界や活力に興味を持ち続けることに役立つため、同じ目的になるという。

若い思考でいる

タッカーは若い気持ちを持ち続け、例えばアルプスにハイキングに行きたいなど、ワクワクするような将来の計画をいつも考えている。

彼は、彼と同じ年齢にも関わらず、自身を年を取っていると考え、早くに亡くなった友だちについて話した。

｢私は自分自身が本当に永遠に生き続けると思っている。それは現実的ではないが、死ぬことに恐怖はない｣

彼の両親は2人とも、自身よりも若い友だちがいた。それは彼自身も行っていることだという。

｢私には、70代や80代のいい友だちがいて、彼らが私を若くしてくれている｣と話した。

アクティブである

毎日起きて仕事に行くこと以外にも、タッカーは週に数回の運動を行っている。

｢以前は外を走っていたが、今の私にとっては起伏が大きいので、ランニングマシンで行っている。週に2、3回、2マイルから3マイル程度を走っている｣と彼は話した。時とともに運動するのが難しくなっているが、彼はそれを行い続けている。

愛情のある人間関係をもつ

もし、いなかったら生きられないとタッカーが挙げたのは、妻の存在だ。

彼には、若い友だちの他に大勢の家族がいて、家族への関心を持ち、家族との生活を楽しんでいるという。

緊張をもたらす憎しみや他人の評価は、結局のところ、自身をむしばむことになるため、手放すべきだという。

愛情ある人間関係を保つ秘訣は、自分自身が誤ったときに、歩み寄ってそれを認めることだと彼は話している。

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