a) レコードブック事業
レコードブック事業の売上高は前年同期比0.5%増の925百万円、営業利益は同13.8%増の124百万円となった。一部フランチャイズ契約におけるプラン変更等によってFC店舗の売上高が前年同期比で減少したものの、利用者数増加等により、直営店の売上が前年同四半期比で増加したことなどを受け、レコードブック事業全体としては増収増益で着地した。新型コロナの5類感染症への移行、高齢者の運動習慣の重要性への理解の高まりなど外部環境が好転するなかで、直営、フランチャイズともに既存店舗の利用者数が順調に増加し、レコードブックの総利用者数は過去最高を更新した。加えて、既存のFCオーナーの増店により、稼働率が高まったことも総利用者数の増大に寄与した。既存オーナーへの増店に注力するという方針の下、稼働率が上昇していることなどを受け、セグメント営業利益率も前年同期比1.6ポイント増の13.4%に上昇している。一方、新規出店に関しては前年同期比2店舗減の累計6店舗となった。社会経済活動の正常化に伴い出店に対するニーズが旺盛なものの、物件選定に想定よりも時間がかかり、旺盛な需要に対応しきれていない状態が続いた。今後は、社内における物件開発体制を強化し、期末に向けては15店舗程度の出店を見込んでいる。
b) Webソリューション事業
Webソリューション事業の売上高は前年同期比36.9%増の141百万円、営業利益は同64.3%増の23百万円と売上と利益が揃って急伸した。収益性の高いWebソリューション事業に注力するなかで、シルバーマーケティング支援、仕事と介護の両立支援、メディカルソリューションとすべてのサービスが揃って増収増益と好調だった。
c) アクティブライフ事業
アクティブライフ事業の売上高は前年同期比41.4%増の594百万円、営業利益は同77.4%減の7百万円と増収減益だった。既存の福祉用具貸与事業が堅調に推移したほか、2022年10月にM&Aした正光技建の連結化が売上高を押し上げた。一方で、利益面に関しては正光技建が営業損失だったことが響いた。正光技建の売上高が想定を下回って推移したなかで、資源価格高騰などの影響を受けた格好だ。売上高が想定を下回った要因は、新たな営業スタイルの確立に時間を要したことである。今後は、Webなどを活用した新規営業手法の採用と販売商材の多角化などにより、早期黒字化を目指していく。なお、同事業に関しては正光技建のM&Aに伴い、2024年3月期第2四半期から従来のケアサプライ事業より名称を変更した。
1981年 Dr. Joseph Kramer氏により設立された、世界30箇所以上に販売拠点を持つ、世界有数の業務用AV機器メーカー及びブランドです。
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