「四十、五十は洟垂れ(はなたれ)小僧、六十、七十は働きざかり……」とは実業家・渋沢栄一の有名な格言だ。まるで「人生100年前時代」といわれる現代社会にも当てはまる言葉である。
総合週刊誌『週刊ポスト』は昨今、日本で増える元気なミドル〜シニアの方々のインサイトを深ぼりするべく、「週刊ポスト ナイスミドル研究所」を発足。今回の調査は読者1200人を対象に、「髪」「頭皮」に関するアンケートを実施した。アクティブなミドル・シニア層のヘアケア事情に迫る──。
約半数が「髪」や「頭皮」の悩みがあると回答
Q1.「髪」「頭皮」に関する悩みはありますか?
回答者の半数近くが髪や頭皮の悩みがあるか、という質問に「はい」と回答。ミドル・シニアの男性読者が多い中で、意外にも悩みがある層とない層が半々に分かれた結果となった。
Q2.いつ頃から「髪」「頭皮」に関する悩みが生じるようになりましたか?
「髪」や「頭皮」の悩みを感じ始めるのは50代以降が最多だった。中には30代、40代で悩む人も。その一方で70代以上なるとそれほど悩みとを感じなくなっている様子が窺えた。
Q3.「髪」「頭皮」に関する具体的な悩みは何ですか?
ダントツで一番多いのは「抜け毛・薄毛」だった。続いて、「白髪」「ハリ・コシの低下」など、見た目に現れる変化が悩みになっているようだ。
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