ライブハウスに行った翌日からスポーツクラブでダンスをし、公民館の三味線教室にも参加した60代女性。熱が出たものの飛行機に乗り、富山県内をバスツアーで巡り、岐阜県で体調を崩すも旅行を続けて関東に戻った70代女性。症状が現われた後もスポーツジムを5回利用した70代男性──。新型コロナに感染したシニアたちの“活動的”な行動に、厳しい視線が集まっている。
“アクティブジジイ”“アクティブババア”──。新型コロナ感染拡大のニュースが流れる度に、行動的なことを“アクティブ”と揶揄して、シニアを非難する声がネットを中心にあがっている。
政府が小中高の休校を要請したことによって、テレビでも「若者を家に閉じこめるよりも、元気なお年寄りを家に閉じ込めたほうがいい」といった意見が語られている。
人生100年時代の理想とされた元気なシニアは、すっかり悪者扱いだ。しかしそんな世相に異を唱える当事者たちがいる。
◆桜を見に行こう
「家で大人しくしてろと言われたって、僕みたいな世代は家の中にずっとはいられないよ」
そう話すのは、タレントのせんだみつお氏(72)だ。自粛ムードの中でもドラマなどの仕事をこなしているせんだ氏は、アクティブでいられる背景に「団塊世代」の特徴があると言う。
「団塊の僕ら世代は、同世代間の競争が激しく、それに生き残ってきただけに打たれ強くて全然くじけない。それに終戦直後に生まれたから、政府の発表を疑心暗鬼で受け止める傾向が強い。政府は信じられないから自粛しろと言われても、そうはいかないんです」
人混みは避けているが、散歩を欠かさず、墓参りにも行っている。
「テレビのワイドショーは注意喚起か煽っているのか、ずっと新型コロナの話ばかり。皆も飽きてきたんじゃないかな。
僕は『油断せず、過信せず、そして過度に恐れず』を心がけて過ごしています。これからは桜を見に散歩に行かなくてはならない。アクティブシニアは心して桜を見に行ったらいいんです」
※週刊ポスト2020年4月3日号
【関連記事】
"アクティブ" - Google ニュース
March 25, 2020 at 05:00AM
https://ift.tt/3ai3Ayx
せんだみつお、吹き上がる“アクティブジジイ”批判に反論(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
"アクティブ" - Google ニュース
https://ift.tt/39mKZjZ
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment