「はじめまして、こんな顔です!」。マスクで隠れた部分の顔写真を印刷した「スマイル名刺」を、名古屋市東区の印刷会社「長屋印刷」が販売している。新型コロナウイルスの感染拡大でマスク着用が日常化し、互いの顔が分かりにくい中、「ビジネス現場から世の中を明るくしたい」との思いを形にした。
長屋印刷は、創業101年で、主な事業はチラシやカタログ印刷だ。コロナ禍で売り上げが3割減り、「何か新しいことができないか」と思案した。マスクで表情が見えず、相手の気持ちが分かりにくい状況の中から、顔半分を印刷するアイデアが生まれたという。
6月末に販売を開始し、注文は十数件という。発注企業からは「面白い」「インパクトが強く、相手に覚えてもらえる」といった声があがり、好評だ。長屋印刷の担当者は「業績貢献にはまだ直結していないが、他社にないアイデアを面白がってもらえてうれしい」と話している。【酒井志帆】
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