人気グループ・BTSを擁するHYBE傘下のWEVERSE COMPANYが運営するグローバルファンダムプラットフォーム「Weverse」（ウィバース）アプリの累計合算ダウンロード数が、6月末に1億DLを突破したことが13日、発表された。同社によれば、ファンダムプラットフォームが1億ダウンロードを超えたのは「Weverse」が初となった。
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今回発表されたダウンロード数は、コミュニケーション機能を中心としたファンダムプラットフォーム「Weverse」と、コマースプラットフォーム「Weverse Shop」の合算。ダウンロード数の増加とともにMAU（Monthly Active Users＝月間アクティブユーザー数)も980万を超え、1000万の大台に迫っている。4月に行われたプレス向けセミナーによると、ユーザー数は韓国、日本、アメリカ、ブラジル、中国の順に多いという。
「Weverse」は2019年6月にローンチ。「コミュニティ」「コンテンツ」「コマース」の3つの機能を備えたスーパーアプリ戦略によって、ファンとアーティスト、ファン同士の交流の場、アーティストに関連したさまざまなコンテンツ、ライブストリーミングサービス、アーティスト公式商品販売などを提供してきた。オン・オフラインコンサートストリーミングサービスは、累計13億ビューを達成するコンテンツとなっている。
2022年7月にはNAVER「V LIVE」を統合し、コンサート会場からの中継のみならず、アーティストと映像によるリアルタイムコミュニケーションが可能な「Weverse LIVE」機能をローンチ。今年5月にはアーティストとファンの間のプライベートチャットサービス「Weverse DM」を始動させ、アーティストとのより親密なコミュニケーションを可能に。ファンが応援の気持ちを込めてデコレーションした手紙をアーティストに送ることができる「ファンレター」機能も新たに導入された。
WEVERSE COMPANYは1億ダウンロード突破の背景として、「グローバルアーティストとファンダムに合わせて提供してきたサービスの存在がある」としている。BTSやBLACKPINKなどグローバルファンダムを有するK-POPアーティストはもちろんのこと、平手友梨奈、AKB48、imase、Jeremy Zucker、New Hope ClubらK-POP以外のジャンルで活躍するアーティストも続々と迎え入れ、多様なアーティストとファンダムを集結させることによってグローバルプラットフォーム化している。
ユーザーが分布する国・地域は245に達し、15言語でリアルタイム翻訳サービスを提供。会場を訪れることができないグローバルファンは、コンサートストリーミングサービスを通じて、世界のあらゆるコンサートをリアルタイムで楽しむことができる。また、世界中のファンが便利にアーティストの商品を購入できるようにするため、韓国、アメリカ、日本に物流拠点を置き、国際配送システムも構築している。
WEVERSE COMPANYのチェ・ジュンウォン代表は「Weverseが1億ダウンロードを突破できたのは、ファンダムライフの革新を目標に、ファンのニーズに応えるために技術力を集中させてきたため」と説明。「今後もますます拡大するグローバルユーザーのために、アーティストとのコミュニケーション以外にもWeverseプラットフォーム自体を楽しめる新しいサービスを公開し、グローバルNo.1ファンダムプラットフォームとしての地位をより一層強固なものにしていく」とした。
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