【釣りガール参上!】管理釣り場にとって夏は厳しい季節だが、暑さを吹っ飛ばせ!とばかりに「タックルベリー」のキャンペーンガール「ベリーガールズ」松田蘭(25)が、川崎市「Berry Park in FISH ON!王禅寺」でニジマス釣りに挑戦した。釣り歴2回目で確かな成長を見せた。(岩田 浩史)
華やかなキャンギャル衣装から一変、カジュアルなポロシャツにジーンズ、キャップ姿で猛暑のニジマス釣りに挑戦だ。「サーキットの花」レースクイーンとしても大人気のスレンダー美女。炎天下の釣り場に一涼の風が吹いた…かもしれないが、ニジマスたちには通じない。園内に4つある池の水温はニジマスにとって“猛暑”の22度。今年3月「イチロー池」で2匹をゲットした“人生初釣り”とは違い、厳しい戦いになりそうだ。
ルアーにフライ、テンカラもOKの「サブロー池」でスプーンを何度も投げ込むが、当たりはない。時折、水面で魚が跳ねても池を囲む竿がしなる場面は見られない。
そんなこんなで1時間が過ぎた頃、陣笠姿で現れたのが園のインストラクター永井浩明さん。ルアー着水後のカウントダウンでタナを取ることや、こまめなルアー変更で状況を探る大切さを教わった松田は「ただ魚がかかるのを待つのでなく、いろいろ考えて試さなくてはいけない。釣りってアクティブですね」と目を輝かせた。
「魚が跳ねるのは水面近くを飛ぶ虫を狙っているからだそうです」と、ルアーをクランクベイトに変更。「魚の気持ちになって考えてます」と水面近くを泳ぐ小魚をイメージし、それを見上げるニジマスを誘うイメージでリールを巻き続けた。
それでもニジマスたちは、つれないそぶり。「そこまで来てたのに~!」。岸辺までチェイスしても、食いついてはくれない。終了予定時刻まで残り約30分。このまま型見ずで終わるのか…そんな空気が漂い始めた頃、近づいてきたのは白の軽トラ。放流タイムだ!
ここで永井さんは、赤金のスプーンへのルアー変更を提案。「放流直後はなぜかコレが一番釣れる」という。赤金は魚の目には水中で目立つ黒に映るとみられ、キラキラ反射するスプーンが最も効果的なのだという。
「魚がバラける前に!」という永井さんの指示に従い、必死に連投する松田。そしてついに待望の瞬間が。「あ!来ました!来ました!」。待ってましたとばかりにしなる竿。張り詰めたラインの先の水中で身をよじる魚影が鈍い光を放つ。リールを巻き上げると、姿を見せたのは約30センチのニジマス。「1匹も釣れなかったら偉い人に怒られるかもと思っていたので本当に良かった~」と満面の笑みを浮かべた。
その後も立て続けに2匹を釣り上げ、約15分で計3匹をゲット。放流に助けられた感もあるが、釣れない時間帯に重ねた試行錯誤が一気に花開いた形だ。「前回超えの3匹ですが、最後は糸が竿に巻き付いたところで終わっちゃいました。次はもっと釣れる」とリベンジにメラメラ。
レースクイーンになったのは「幼い頃から興味があったレースの面白さを多くの人に知ってもらいたいから」というが「釣りの面白さも、初心者目線で伝えていきたい」と、芸能活動に新たな目標が加わった。
▼案内 Berry Park in FISH ON!王禅寺(川崎市麻生区王禅寺1227の2)=(電)044(959)0037。営業時間は午前6時から午後9時半。年中無休。料金は男性3時間3600円、同平日3000円。女性、中学・高校生2300円。ほか6時間など各種料金設定、会員料金、レンタル竿とリールあり。27日まで、小学生以下対象の魚つかみ体験などの夏休み限定イベント開催中。詳しくはホームページで。
◇松田 蘭(まつだ・らん)1997年(平9)9月4日生まれ、愛知県出身。モデル、タレント、レースクイーン。スーパーGT「ZENT sweeties」、スーパー耐久「Swish」や、シントトロイデンガールズなどで活躍。日本レースクイーン大賞2022「Adam賞」受賞。趣味ギター。1メートル65、スリーサイズは82・58・84。血液型A。
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