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Tuesday, September 12, 2023

9月に上場した「アクティブETF」って何? 指数連動型より自由で高 ... - 日刊ゲンダイDIGITAL

 新タイプのETF(上場投資信託)「アクティブETF」が登場した。ETFはこれまで日経平均株価など指数に連動する商品のみで、指数より高いリターンを狙える商品はなかった。アクティブETFの登場で、より自由な商品設計が可能になり、投資家の選択肢が増える。

 第1弾として、9月7日に取引が始まったのは6本。なかでもユニークなのはシンプレクス・アセット・マネジメントが運用する3本だ。1本目は「PBR1倍割れ解消推進ETF」。PBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄の中から、利益や財務状況、流動性等の視点投資先を選ぶ。今年3月に東証がPBRの低迷する上場企業に対し、改善策の開示・実行を要請したことから、1倍割れの銘柄に注目が集まっているが、有望な銘柄を選別するのは難しい。ETFなら分散投資しながら、株価上昇を享受できる。組み入れ銘柄には、三菱UFJやゆうちょ銀行、りそなHDなどの銀行株のほか、日産自動車、ENEOSなどの株数が目立つ。

 2本目は「投資家経営者一心同体ETF」。経営者や親族が一定以上の株式を保有している企業の中から有望な投資先を選別する。経営陣が一定以上の株数を保有している企業の場合、株価の上昇は経営陣の利益に直接つながる。よって株価を意識した経営が行われやすく、株価の上昇が期待できるといわれる。組み入れ銘柄には、サイバーエージェント、日本M&Aセンター、ラウンドワンなどの株数が目立つ。

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