【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのローマは4日、来季からの新監督にジョゼ・モウリーニョ氏の就任が決定したことを発表した。2024年6月30日までの3年契約となる。
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2019年11月からトッテナムの監督を務めていたモウリーニョ氏だが、成績不振のため先月19日に解任。数日前には英メディアに「来季はまだ(現場復帰には)早いかもしれない」とコメントするなど、新たなクラブ探しを急いでいない様子も見せていたが、解任からわずか2週間での突然の新天地決定となった。
ローマは今季セリエAで現在7位に位置し、来季チャンピオンズリーグ出場の可能性は消滅。パウロ・フォンセカ監督の退任は確実視され、後任にはマウリツィオ・サッリ氏の就任が濃厚とも報じられていた状況だった。
ローマがモウリーニョ氏の招へいに成功した理由は、同氏を解任したトッテナムとの間に存在する合意にもあるようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによれば、ローマ就任1年目となる来季の報酬の半分以上は古巣トッテナムが負担する形になるという。
伊紙によればモウリーニョ氏がトッテナムで受け取っていた年俸は1600万ユーロ(約21億円)だが、ローマとの合意は年俸700万ユーロ(約9億2000万円)での3年契約。解任に伴う合意により、2021/22シーズンに関しては差額の900万ユーロ(約11億8000万円)がトッテナムからモウリーニョ氏に支払われるとのことだ。英国メディアでは、ローマの支払う年俸は500万ポンド(約7億6000万円)、トッテナムの負担する金額はその2倍の1000万ポンド(約15億2000万円)であるとも報じられている。
ローマはトッテナムとの合意にも助けられて超高額年俸の新監督を招へいできたが、逆にトッテナム側としてはモウリーニョ氏が来季をフリーで過ごしたとしても1年分の給与総額を違約金として支払う必要があったため、ローマでの新たな仕事が決まったことで負担が軽減される。両クラブにとって恩恵のある形となったようだ。
【了】
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