ライナーズ、モヤモヤした大勝 スカイアクティブズとの差から見た上位3チームの力
50-19で大勝した。
ひとことで言えばそんな試合。しかし、80分を通じて感じたのは「モヤモヤしている」ということだ。
今シーズン、週刊ひがしおおさかでは試合直前に「見どころ」を配信している。新リーグが発足し、今までライナーズに思い入れを持っていなかった人たちが少しでも楽しんでもらえるようにと、予想も入れている。
ライナーズを愛し、ライナーズに自らを重ねる週刊ひがしおおさかが、超ライナーズ目線でお送りする見どころ。世界一偏ったマッチプレビューです。 第3回はスカイアクティブズ広島戦。昨年までマツダブルーズーマーズと呼んでいました...
スコアの予想は75-3とした。
多くの方からお叱りを受けた。相手に対して失礼だと。ではライナーズにとってこの試合、文句のない結果とはどんなスコアだったのだろうか。
対戦するスカイアクティブズはここまで、ディビジョン2の上位に食い込むであろうレッドドルフィンズ、ダイナボアーズと戦い
14-43、25-52
と、大敗を喫している。少なくとも上記の2チームと同じくらいの大差をつけなければ「後手を踏んだ」と見えてしまう。
50-19は、上位3チームは同じくらいの力量だと言える。
3節を終えて、1位にダイナボアーズ、2位ライナーズ、3位レッドドルフィンズ。まだスカイアクティブズと対戦していないヒートが4位と続く。
試合内容も点差の割にスカッとしないものだ。スカイアクティブズは前半だけでペナルティを12。タックルミスに至っては20。であるにも関わらず、ハーフタイム時のスコアは24-14。僅差になった原因は、まずライナーズ側のわかりやすいミスの多さだ。
試合開始直後からペナルティを連発するスカイアクティブズに対し、終始敵陣深くでプレーするものの、ラストパスのスローフォワードとノックオンで。初トライは7分のラインアウトからモールでのもの。
結局、ライナーズは80分で14回のハンドリングエラー。さらに、惜敗を喫したダイナボアーズ戦での「ブレイクダウンでやられた」と同じく、ラーンオーバーでボールを奪われることが8回。そしてハンドリングエラーが17。
表面的なデータだけでもモヤモヤしてしまう。もちろん試合後の選手およびヘッドコーチのコメントも概ね反省の弁ばかりだ。
交互に顔を出す「ダメなライナーズ」が、この日の試合で良かったのかもしれない。
ネガティブな話ばかりではしんどくなってしまうので、いいシーンのおさらいをしたい。
合計8つのトライの内訳は
・モールで2本
・敵陣22m内でクーパーからのパスにフィフィタが狭いギャップを抜けたトライ
・展開から外で取ったものが2本(いずれも片岡)
・ジョシュアが自陣から足にかけて1人で取りきったトライ
・マシレワが敵陣で細かく抜いていったトライ
・タファが強引にディフェンスをなぎ倒したトライ
となる。
セットプレーから2本、個人技で3本、展開で取った3本で、見ごたえがあったのはクーパーとフィフィタの連携だろう。ハッとする、強烈な印象が残るプレーがライナーズはできる。このチームを多くの人に愛してもらいたい。
次戦は1週あいて、2月12日19時キックオフ。日野レッドドルフィンズと、秩父宮ラグビー場にて。
ここで勝てば、光が見える!
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