ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナを、国の伝統的工芸品「鈴鹿
鈴鹿墨は、なめらかで濃淡を自在に表現できるなどの特長がある。同社では約20年前から、顔料などを用いて独自の「カラー墨」を製造しており、現在は白や紫など23種類を展開する。
元々、スポーツ好きの伊藤さんは、サッカーやボクシングなどの分野に多くの選手を輩出してきた同国に親近感を抱いていた。
同国へのロシア侵攻が始まり、成功を収めて、地位や名誉も手にしたはずの選手たちが、母国を守るため戦地に赴いていると耳にした伊藤さんは、「自分にも、できることはないか」と思い立つ。自身も職人というプロ意識から、国旗にちなんだツートンカラーの墨による支援に至った。
支援墨は1個が長さ8センチ、幅2・2センチ。青色を表現した「瑠璃」と、黄色にちなんだ「
売り上げの半分は、鈴鹿市を通じ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の日本での公式支援窓口、NPO法人「国連UNHCR協会」に送られる。
伊藤さんは「砲火で破壊されたウクライナをなんとか支援したいとの思いを墨に託した。額は大きくないかもしれないが、力添えしたい」と望んでいる。
販売は、13日までの期間限定で、1セット7700円(税込み)。事務所に併設する店舗などで、蓋に同国旗をあしらった
からの記事と詳細 ( 青と黄の墨で支援 鈴鹿の進誠堂 国旗の色で販売 売り上げの半分ウクライナに - 読売新聞オンライン )
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